
2025.06.17
屋根板金工事のきっかけ みなさま、こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です!本日は、福岡市西区生松台で実施した屋根の板金工事をご報告いたします!「屋根が老朽化しているので、リフォームを考えている。」とお問い合わせいただき、まず調査にうかがいました。屋根材はセメントが原料の化粧スレー…

「屋根の見た目が気になってきたけれど、塗装だけで十分なのか、それとも工事が必要なのか分からない」というご相談は多くいただきます。
今回ご紹介するのは、福岡市南区にある築20年の住宅での屋根・外壁調査の事例です。
このお宅では、以前外壁リフォームを実施されており、屋根の色褪せや暑さに関するお悩みから調査を行いました。
現地調査の結果、屋根はカラーベスト(スレート屋根)であり、劣化症状が進行していたため、「屋根塗装」と「屋根カバー工法」のどちらが適しているかを丁寧に検討・ご提案しました。
カラーベスト(スレート屋根)は、施工性が高くコストも比較的安価であることから、多くの住宅で採用されています。しかし、年数の経過とともに以下のような劣化症状が現れます。
費用を抑えられる
工期が短い
表面の美観を回復できる
あくまで延命処置
屋根材のひびや欠けは改善されない
下地が劣化している場合には効果が限定的
👉 今回の住宅のように、築20年超で劣化が進行している場合は塗装の効果が一時的で、数年で再びメンテナンスが必要になる可能性があります。
屋根の寿命を一気に延ばせる(20年以上)
断熱性・遮音性がアップ
下地の補強も同時に可能
既存の屋根材を撤去しないため、廃材が少ない
塗装に比べて費用がかかる
重ね張りができない屋根材もある(例:劣化が著しい瓦など)
👉 今回のカラーベスト屋根のように、「下地は傷んでいないが、表面が劣化している」場合には、屋根カバー工法が非常に効果的です。
項目 | 屋根塗装 | 屋根カバー工法 |
対応年数 | 約7年〜10年 | 約20年〜30年 |
費用 | 比較的安価 | 塗装より高い |
耐久性 | △延命処置 | ◎構造ごと強化 |
美観 | ◎色を選べる | ◎新しい屋根材で刷新 |
防水性能 | △表面のみ | ◎屋根全体を保護 |
工期 | 短い | やや長い |
施工前 | ![]() |
洗浄 | ![]() |
防水シートを上貼り | ![]() |
新規屋根材の取り付け | ![]() |
板金の取り付け・完了 | ![]() |
福岡市南区のお宅では、以下の点から塗装ではなく屋根カバー工法をご提案しました。
カラーベスト屋根の劣化(苔・色褪せ・小さなひび)
前回の塗装から10年以上経過
スレートの耐用年数を超えつつある
トップライトからの熱問題も改善したい
屋根カバー工法であれば、断熱性も向上し、夏の暑さ対策にも有効です。
また、今後の雨漏りリスクを低減し、20年先を見据えた安心の屋根に生まれ変わります。
屋根塗装は短期的な美観・防水性の回復には適していますが、築年数が経過した住宅には、屋根カバー工法が最適な選択肢です。
福岡市南区のように、劣化が進行したカラーベスト屋根には、塗装ではカバーしきれない問題が多く見られます。
屋根リフォームは、「今」だけでなく「これからの10年・20年」をどう過ごすかを考えて選ぶことが大切です。
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