
2025.05.10
こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。 前回の記事でご紹介した、筑紫野市のお客様宅の屋根調査では、スレート屋根の表面に白化や色あせが広がり、防水機能が低下していることが判明しました。さらに、屋根には天窓(トップライト)が設置されており、今後の雨漏りリスクが心配というお悩みもあり…

福岡市南区にお住まいのお客様より、「屋根の見た目が悪くなってきた」「トップライトの影響で夏がとにかく暑い」というご相談を受け、無料屋根・外壁調査を実施しました。
築20年の住宅で、10年前には外壁塗装のリフォームをされていたそうですが、外壁の状態や屋根の経年劣化について心配されているご様子でした。
お客様宅では10年前に外壁塗装をされたとのことですが、細部の劣化が目立ち始めています。
外壁材の反りを確認。原因は笠木(外壁上部の仕上げ材)の防水切れによる雨水侵入
笠木が外壁材と同じ基材・同じ幅で取り付けられており、適切に雨水を逃せていない状態
➡ 板金製の新しい笠木への交換で、雨水の侵入を根本から防止できます。
シーリング材が外壁の塗膜色と異なるため、振動による塗膜の割れで目立ってしまう
前回の塗装ではノンブリードタイプ(変色しにくい)シーリング材が使われていない可能性
一部にブリード現象(変色)が確認され、補修跡が目立つ状態
➡ これらのことから、新たなシーリング材への打ち替えを強く推奨いたします。
漏水の影響により幕板の劣化が進行中
➡ 早期の補修が必要です。
庇板金のサイズ不足により、鼻隠し部が腐食
➡ 適切なサイズの板金カバーで雨水から保護する対策が有効です。
ドレン(排水口)や室外機周辺の防水層に劣化
➡ トップコートのみでは不十分なため、ウレタン防水による再施工を推奨
今回の調査で確認されたように、屋根・外壁ともに見た目だけでなく、防水性能の低下や劣化リスクが明確になりました。
屋根の状態と築年数から判断し、今回は塗装ではなく屋根カバー工法をご提案。
既存のカラーベストを撤去せずに新しい金属屋根材を上から重ねる工法で、断熱性・防水性ともに改善できます。
外壁の反りは板金製の笠木で対処
シーリングはノンブリードタイプで打ち替え施工
ベランダや庇など、水が集まりやすい場所の防水・板金補強を併せてご提案
福岡市南区のこちらの物件では、築20年という節目を迎え、屋根・外壁ともに「見た目」だけでは判断できない劣化症状が確認されました。
外壁は10年前にリフォーム済みとのことですが、防水層の寿命や施工の細部によっては、再び劣化が進行しているケースも多く見られます。
屋根・外壁リフォームは、"今後何年この家に住むか" を見据えた選択が大切です。
街の屋根やさん福岡西店では、目先の補修ではなく、将来の安心まで見据えたご提案を行っています。
屋根や外壁の見た目が気になる
雨漏りが不安
リフォーム会社選びで悩んでいる
そんな方はまず、無料の屋根・外壁診断をご利用ください。
現地調査をもとに、写真付きのわかりやすい診断報告書と、お客様に最適なご提案をお届けいたします。
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