
2025.06.26
🔹トップライト付き住宅でよくいただくご質問とは?前回の記事では、宗像市にて雨樋の金具破損とトップライト周りの劣化が確認された住宅をご紹介しました。築21年のこの住宅は、屋根材に「エアルーフ・ドリーム30」という屋根が使用されていました。このようなトップライト付き住宅では以下のよう…

築21年、屋根はエアルーフ・ドリーム30を使用した2階建て住宅。
「ご近所の方から屋根の劣化を指摘されて不安に…」というお客様のご相談から、調査・補修工事まで行った施工事例をご紹介します。
「大掛かりな工事は避けたい」「必要なところだけ直してほしい」というお客様のご希望に沿って、ポイントを絞ったメンテナンスプランをご提案・実施しました。
今回ご相談をいただいたのは、宗像市にお住まいの方。築21年のお住まいで、これまで大きなリフォーム歴はありません。
雨樋の金具が壊れていて、雨が垂れてきて困る
トップライトの水切りシートが劣化し、見た目が悪い
近所の方に「屋根、だいぶ古くなってるね」と言われ、気になった
といった具体的なお悩みから、お問い合わせをいただきました。
お客様のお話をもとに、さっそく屋根に上って調査を実施。以下の劣化が確認されました。
雨樋の固定金具が複数箇所で折れたり、緩んだりしており、樋の傾きが狂って雨水が正しく流れない状態になっていました。
トップライトの周囲にある水切りシートがめくれ、劣化・変色している状態。
試しに撤去してみると、シートの下には雨水が回っていた形跡があり、防水層の機能がほとんど失われていることが判明しました。
今回の工事は、大きな改修工事ではなく、必要な部分をピンポイントで補修する形で対応いたしました。
破損していた支持金具をすべて新しいものに交換し、雨樋をしっかりと固定しました。これにより、雨の日に雨水が溢れたり、垂れてくるといった不具合が解消されました。
劣化していた水切りシートを撤去後、以下のような順序で新たに防水処理を行いました。
ハイロールを設置
→ トップライト周辺からの雨水の浸入を防ぐため、伸縮性のあるハイロールを取り付け。複雑な形状にも密着し、防水性を高めます。
板金の取り付け
→ トップライトの周囲を板金で囲い、雨水を屋根の流れに沿ってスムーズに流すよう設計。
防水面戸の設置
→ 隙間からの雨水侵入を防ぐため、端部に防水面戸を取り付け、万全の雨仕舞を実現しました。
これらの処置により、トップライトまわりの雨漏りリスクを大幅に軽減し、同時に外観もスッキリと整いました。
今回の補修では、屋根材の色に近い部材を使用し、補修部分が目立たないよう配慮しました。
お客様からは、次のようなお声をいただきました。
✅「トップライトまわりがずっと気になっていたけれど、想像以上にキレイに仕上がって嬉しいです!雨が降っても安心です。」
トップライトは採光性に優れた設備ですが、防水処理が複雑で雨漏りリスクが高くなりやすい箇所です。
水切りのシートが劣化したり、取り合い部分のシーリングが切れたりすると、知らぬ間に建物内部へ雨水が侵入する可能性もあります。
また、外観が悪くなるだけでなく、周囲の屋根材や構造部分にまで影響が及ぶ前に、早めの点検とメンテナンスが必要です。
今回の宗像市の事例では、トップライトまわりの防水処理と雨樋金具の交換を実施し、部分的な補修でお住まいの安全性と見た目の美しさを改善することができました。
大掛かりな工事を避けつつ、必要なポイントを押さえた補修は、コスト面でもご負担が少なく、実用性も高い選択肢です。
🔹無料点検・ご相談受付中
街の屋根やさん福岡西店では、トップライトのある住宅の屋根診断や、部分補修のご相談にも多数対応実績があります。
「これって劣化かな?」「このまま使い続けて大丈夫?」など、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください!
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