
2025.04.30
ウレタン防水工事のきっかけ みなさま、こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です!本日は、糸島市で実施した3階建て住宅の屋上のウレタン防水工事をご報告いたします!「強風をともなう雨や集中豪雨で雨漏りする。クロスもいたるところで剥がれが起きている。」とご相談いただき、すぐに調査へうかが…

こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。
今回は、福岡市城南区物件での屋根・外壁調査に続き、
ベランダ床の防水劣化の状況について詳しくご報告します。
調査の結果、防水層にヒビ割れや黒ずみが確認され、防水性能の低下が進行している状態でした。
この記事では、ベランダ防水の寿命や、劣化症状とメンテナンスのポイントについても解説します!
今回調査したベランダでは、次のような症状が確認できました。
✅防水表面のひび割れ
ベランダ床の防水層に、細かなひび割れ(ヘアークラック)が多数発生していました。
これは防水層の柔軟性が失われ、硬化・収縮しているサインです。
放置すると、ヒビから雨水が浸透し、内部腐食や雨漏りに発展する恐れがあります。
✅防水層の黒ずみ・汚れ
ベランダの床面には、黒ずみや汚れの付着も目立っていました。
これは、防水表面の劣化により、汚れが付きやすくなっている状態です。
📌 本来、防水層は撥水性が高く、汚れも付きにくいものですが、
劣化すると防水性と自浄作用が低下し、汚れやカビが定着しやすくなります。
ベランダの防水調査と合わせて、手すりや笠木(かさぎ)の状態もチェックしました。
すると、金属製の笠木と手すり部分に、赤茶色のサビが発生していることが確認できました。
サビが進行すると、金属の強度が低下してしまいます。
見た目の劣化だけでなく、手すりの安全性にも影響が出る恐れがあります。
サビの隙間から雨水が内部に浸透すると、防水層にも悪影響を及ぼす可能性があります。
📌 ベランダ周りの劣化は、美観の問題だけでなく、建物全体の安全性にも直結します!
金属部分の劣化を防ぐためには、
サビの初期段階でケレン作業(サビ落とし)+再塗装
サビが進行している場合は、部材交換やカバー補修
といったメンテナンスが必要です。
また、サビを放置するとサビ汁が外壁やベランダ床を汚す原因にもなるため、
早めの対策がコストも抑えられ、住まい全体を長持ちさせるポイントになります。
防水種類 | 寿命目安 |
ウレタン防水 | 10年〜13年 |
FRP防水 | 10年〜15年 |
シート防水 | 10年〜15年 |
劣化症状 | 内容 |
ひび割れ | 防水層が硬化・ひび割れしている |
色あせ・黒ずみ | 防水層の撥水性が低下 |
膨れ・浮き | 雨水や空気が侵入して防水層が膨らむ |
防水層の剥がれ | 劣化によって接着力が低下している |
雨漏り発生 | 床下や室内に水が侵入している |
ベランダ防水が劣化すると、
雨漏りが発生し、内部構造が腐食
木材や鉄骨が腐り、住宅全体の耐久性が低下
室内にカビが発生し、健康被害につながることも
といった、深刻な被害が出るリスクがあります。
📌 ベランダは雨水を直接受け止める場所だからこそ、防水層のメンテナンスが建物の寿命を左右するのです!
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