
2025.06.16
✅糸島市の方へ雨漏り調査、雨漏り工事をご紹介|増築部分からの雨漏り 糸島市にお住まいのお客様より、「数年前に増築をした箇所から雨漏りしている気がする」 とのご連絡をいただきました。現場は、母屋に接続する形で増築された一部屋分の増築部分で、屋内に雨染みが発生しており、強い雨の日には…

福岡市中央区にお住まいのお客様より、「雨漏りが発生しているので一度見てほしい」とのお問い合わせをいただき、現地調査に伺いました。
築30年のお住まいは、これまで大きなリフォームのご経験がなく、今回が初めての本格的な点検となりました。
調査を進める中で、ベランダと屋根の両方に劣化が進行しており、それぞれが雨漏りリスクを抱えている状態であることが判明しました。
現地調査の際、玄関まわりの軒天井に雨じみが確認されました。白い天井材にはっきりとした輪染みがあり、雨水が内部から浸み出している証拠です。
この症状は、屋内での雨漏りが外部にまで影響を及ぼしている状態であり、雨漏りの進行が相当進んでいることを示します。放置してしまうと、軒天材の腐食や剥がれ、さらには小動物の侵入や外壁材の劣化にもつながる恐れがあります。
今回の場合は、屋根と外壁の取り合い部分に隙間があり、そこから浸水したと推定されました。雨染みは雨漏りのサインとして見逃せないポイントですので、同様の症状に気づいたら早めの調査をおすすめします。
軒天井には、
雨風や日差しから外壁を守る
屋根裏の通気を確保する(湿気・熱のこもりを防ぐ)
小動物の侵入を防ぐ
などの大切な役割があります。
お客様はご自身でベランダに板を設置され、雨水の侵入を一時的に防ごうと工夫されていました。
しかし、防水層には明らかな劣化が見られ、軒天井には雨じみが生じていました。
この住宅のベランダには、FRP(繊維強化プラスチック)防水が使用されていました。FRP防水は軽量かつ高耐久で、一般住宅のベランダで広く採用されていますが、約10~13年がメンテナンスの目安とされています。
屋根材には「コロニアル(スレート瓦)」が使用されていました。調査時には、次のような劣化症状を確認しました。
全体的な色褪せ
表面の塗膜劣化による防水性能の低下
板金部には赤サビの発生
築30年ということもあり、コロニアルはすでに寿命の時期を迎えています。この段階では、再塗装による延命は難しく、根本的なメンテナンスが必要です。
調査の際、ベランダの手すり周辺の塗装が広範囲にわたって剥がれているのを確認しました。
これは経年による紫外線や雨風の影響によるもので、塗膜が劣化し保護機能が失われている状態です。
塗装が剥がれたまま放置すると、手すり本体が錆びたり腐食したりするリスクが高まります。
また、見た目の印象も悪くなってしまうため、住宅全体の美観にも影響を及ぼします。
外壁やベランダのメンテナンス時には、手すりや笠木(かさぎ)などの付帯部もあわせて塗装することが大切です。
トップコート(保護層)の劣化により、紫外線や雨風が防水層に直接影響
表面にひび割れや膨れ、剥がれが生じる
最終的には防水層に雨水が浸透し、下地を腐食
室内への雨漏りに直結
ベランダの防水は「見えにくいけれど住宅の耐久性に直結する部位」です。お客様のように、ご自身で違和感に気づいて対処される方もいらっしゃいますが、専門的な補修・防水工事が必要なケースがほとんどです。
屋根とベランダは、どちらも雨風や紫外線を最も受ける場所です。今回のように、築年数が30年を超えており、同時に劣化が進んでいる場合には一括メンテナンスが効果的です。
屋根:屋根カバー工法
既存の屋根を撤去せず、その上から高耐久の屋根材を重ね葺き
廃材をほとんど出さず、コストを抑えながらも雨漏り対策
ベランダ:FRP防水の再施工
劣化したトップコート・下地を補修し、新しい防水層を形成
雨漏りの根本原因に対応
今回のお客様は、雨漏りという深刻なお悩みからお問い合わせをくださいました。
調査の結果、ベランダ部分の劣化と、軒天井に現れた雨染みが確認され、
原因は防水層(FRP防水)の経年劣化によって隙間が生じたことによるものでした。
また、屋根全体にも色褪せやサビ、ひび割れが見られ、放置すればさらなる雨漏りや建物内部の腐食リスクが高まる状態でした。
築30年が経過し、屋根材(コロニアル)の寿命を迎えた今、
今回は屋根カバー工法とベランダ防水工事を組み合わせたご提案を行いました。
どちらも建物を守る大切な部分。まとめて施工することで効率よく住まいの安全性を確保できます。
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