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現場ブログ
福岡市博多区で老朽化で陥没した瓦屋根から雨漏り。下地もかなり傷んだお宅の現地調査

瓦屋根の葺き直し工事に至るまで

本日は、福岡市博多区にて老朽化で雨漏りが発生していた瓦屋根の葺き直し工事のご報告です！

築年数の古い日本家屋にお住まいのお客様は、昨年から頻発する雨漏りにお困りでした。
近年、屋根のリフォームは、軽量の屋根材（ガルバリウム鋼板やアスファルトシングルなど）を選ぶお客様が増えていますが、
お客様は、瓦屋根の持つ重厚さと日本独特の趣ある外観が気に入っているそうで、葺き直し工事を行うことになりました。

何度も雨漏りしているとのことでしたので、お問い合わせいただいてからすぐに現場調査に伺いました。

葺き直し工事前の瓦屋根

ところどころ、瓦が陥没しているのがわかります。
風雨から家を守っている屋根に隙間ができてしまっては、雨漏りするのも当然ですね。
下地も傷んでいて、防水効果がほとんどないような状態です。

屋根は、一般的に下地材＋ルーフィング（防水シート）＋屋根材の3層構造になっています。
屋根材とルーフィングのどちらか一方でも不具合が生じると雨漏りを引き起こしてしまいます。

瓦は1枚あたり約3kgの重さがあります。
屋根瓦は、経年劣化で剥がれや崩落の危険があるだけでなく、昨今頻発している地震への不安も拭えません。
弊社では災害に強い防災瓦の施工もご提案しています。
今回のお客様のように、瓦屋根が好きで、できれば他の屋根材に変えたくない、という方に特におすすめですよ。

工事前の状況

下地が黒ずんで腐食しているのがわかります。

下地の上にある防水紙とで雨漏りを防ぐのですが、ここまでボロボロになっているとその効果は望めません。下地にまで雨水が染み込んでおり、かなり傷みの進んだ状態です。

雨水を堰き止める要であるルーフィングを敷いていきます。
昔の瓦屋根と違い、現在の瓦屋根にはアスファルトを主成分とするルーフィングが使用されています。
高耐久の屋根材と高性能のルーフィングを組み合わせることで、雨漏りを防止し屋根の寿命も伸ばしてくれます。

老朽化した瓦屋根は雨漏りリスク大

今回のように、老朽化した瓦屋根は、雨漏りの危険性が非常に高く、屋根の崩落や建物の倒壊リスクもはらんでいます。
古い瓦屋根ほど防水性能が低く、経年劣化で下地の板材が腐食しているケースも少なくありません。

普段目に見えない部分であるからこそ、定期的なメンテナンスが欠かせない屋根。
「築40年前後の瓦屋根を一度も修理していない」
「大雨のときだけ雨漏りするけど…」
「瓦屋根の耐震性が気になる」
など、瓦屋根で不安なことがあれば、まずは一度、街の屋根やさん福岡西店までご相談ください！