2025.01.15
福岡市・糸島市を拠点に屋根リフォーム・修理・防水工事を専門に行っている街の屋根やさん福岡西店です! 今回は、かつて多くの住宅で使用されていたセメント瓦の特徴や、現在における適切なメンテナンス方法について詳しく解説します。セメント瓦はすでに廃盤となっていますが、今も多くの住宅で使わ…
みなさま、こんにちは!
街の屋根やさん福岡西店 店長の下田です!
本日は、福岡市早良区南庄で実施した屋根の調査をご報告いたします!
「屋根の老朽化が気になるので調べてほしい。必要に応じて修理もしたい。」と、お問い合わせいただき、調査へうかがいました。
お客様宅の屋根は、「カラーベスト」といってセメントを原料とした化粧スレートの一種です。
調査の結果、経年劣化による苔・カビの付着、色褪せ、ひび割れ、欠け、板金のズレなどいくつも不具合が見つかりました。
劣化の状態からみて、屋根材だけでなく下地もかなり傷んでいることが予想されたため、葺き替え工事を行うことに決まりました。
セメントを原料をしているカラーベストは、雨水の吸水率が高いゆえ、表面を塗膜(塗装)で保護する必要があります。
吸収した水分が寒さで凍ったり、暑さで膨張したりすると、ひび割れや欠けを引き起こしてしまいます。
そのため、カラーベストを含むスレート屋根は、7年〜10年ごとの定期的な塗装が欠かせません。
以下の記事では、スレート屋根の劣化症状やメンテナンスについて解説しておりますので、合わせてご確認くださいませ。
▼スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)のチェックポイントとメンテナンス方法
▼スレートの欠けや割れは補修が必要?レベル別補修方法
カラーベストの下に敷かれた「ルーフィング」と呼ばれる防水シートもかなり劣化していました。
「ルーフィング」は、屋根を雨漏りから守る非常に重要な防水層ですので、写真のように歪んで波打っていたり、乾燥してひびが入っていたりするような状態では、防水機能は期待できません。
屋根の防水を支える「ルーフィング」については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひ読んでみてください!
▼雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介
「野地板って何?」と思った方は、以下の記事も参考になさってください。
▼野地板は屋根材と防水紙の下の超重要部分、張り替えと増し張りでより強く
今回ご提案した葺き替え工事とカバー工事の違いを簡単に補足しておきましょう。
葺き替え工事は、今の屋根を全て剥がし、下地から丸ごと新しくする工事です。
対して、カバー工事とは、今ある屋根をそのまま残し上から新しい屋根材を重ねる工事です。
葺き替え工事は、下地・防水層・屋根材が全て新しくなるため、今回のように老朽化した住宅によりおすすめの工事といえます!
屋根の葺き替え工事とカバー工事に関しては、以下の記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひ読んでみてください。
▼屋根葺き替えの事例と費用をご紹介!カバー工事とどちらがおすすめ?
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