大野城市の方へ｜瓦屋根は寿命が長い！でも、油断は禁物。防水シートの寿命で発生した雨漏り

こんにちは！
街の屋根やさん福岡西店です。

今回は、大野城市にお住まいの平屋の瓦屋根住宅にお住まいのお客様からのご相談事例をご紹介します。
「雨漏りが発生して不安だ」というお悩みを受け、無料の屋根調査を実施しました。

調査の結果、雨漏りの原因は、瓦の耐久性とは関係のない「屋根の下に隠された重要な部材の寿命」にあることが判明しました。

瓦屋根は長寿命の屋根材として知られていますが「雨漏り」が起こらないわけではありません。

ぜひ、最後までご覧ください。

平屋の住宅にお住まいのお客様から、室内に雨漏りが発生しているというご相談をいただきました。
築年数も経っているため、原因を特定し、今後安心して生活できるような対策を望んでいらっしゃいました。

街の屋根やさん福岡西店では、
・雨漏り調査
・見積もり無料

ぜひご相談ください！

無料、雨漏り調査を実施

室内の雨漏り箇所から屋根を特定し、瓦をめくって下地を調査しました。

防水シート（ルーフィング）の深刻な劣化
瓦の下に敷かれている防水シートが、経年によりひび割れたり、硬化したりして、防水機能を完全に失っていることが確認されました。
雨漏りの形跡
防水シートの下の野地板（下地材）には雨染みができており、長期間にわたって雨水が浸入していた形跡がありました。
わずかな瓦のズレ
瓦自体は割れていませんでしたが、わずかなズレや、瓦の下からの雨水の浸入が、劣化した防水シートを通過し、雨漏りを引き起こしていました。

この結果から、瓦屋根の耐久性に頼りすぎた結果、防水シートの寿命という見えない部分の劣化が雨漏りを引き起こしたと判断しました。

瓦屋根はノーメンテでいい？防水シートの寿命は？

瓦屋根は、他の屋根材に比べて耐久性が高く、瓦自体は50年程度持つと言われています。
しかし、瓦屋根が長寿命でも、ノーメンテナンスでいいということではありません。

防水シート（ルーフィング）
瓦の下に敷かれ、瓦をすり抜けた雨水を最終的に受け止める屋根の要となる防水材です。
その寿命は20年～30年程度が一般的です。

谷板金や漆喰
瓦の取り合い部分に使われる付帯部の寿命が、瓦本体よりも先に訪れます。

✅今回の事例は、まさに築年数に応じて防水シートの寿命が尽きたことで、瓦の隙間から浸入した雨水に対処できなくなり、雨漏りに発展した典型的なケースです。

防水シートが広範囲に劣化している場合、部分的な修理では他の場所からすぐに雨漏りが再発する可能性が高くなります。
そのため、屋根の防水機能を全面的に回復させる工事をご提案しました。

瓦屋根を長持ちさせるための大規模な工事には、「葺き替え」と「葺き直し」があります。

種類	特徴	メリット
葺き直し工事	既存の瓦を再利用し、防水シートと下地の一部を新しくする工事。	瓦を再利用できるため、費用を抑えられる。
葺き替え工事	既存の瓦を含む屋根材をすべて撤去し、下地から新しい屋根材（軽量屋根など）に作り直す工事。	防水性と耐震性が劇的に向上し、建物の寿命が延びる。