
2025.06.08
🔹大野城市の雨漏りにお困りの方へ 「天井に雨シミができている」「屋根からの雨漏りが心配」そんなお悩みを抱えて、大野城市にお住まいのお客様より雨漏り調査のご依頼をいただきました。築年数は約35年。屋根は昔ながらの瓦屋根で、重厚感と断熱性に優れた住宅です。 しかし、年数の経過とともに…

前回の現地調査では、雨漏りの原因として「谷板金の腐食による穴あき」と「棟部・三又部の漆喰のずれ」が確認されました。
お客様のお悩みは、室内に現れた雨染み。調査結果をもとに、谷板金交換工事および漆喰補修工事を実施いたしました。
本記事では、工事の様子とその工程を詳しくご紹介します。
🔹施工事例情報🔹
・雨漏りが発生
・谷板金の劣化、穴あきが雨漏り原因
・そのほか、漆喰のかけ、瓦のずれが確認
・谷板金交換工事、漆喰の補修工事を実施
・工事金額:339,900円
谷板金とは、屋根の谷(V字状になった部分)に取り付けられ、屋根に降った雨水をスムーズに地上へと排水するための金属板です。
しかし、金属製の谷板金は経年劣化により錆びや腐食が進行し、穴が空くことがあります。
この穴から雨水が建物内部へ侵入し、雨漏りが発生していました。
撤去した谷板金に複数の穴が空いていた状態は、非常にリスクの高い劣化症状です。
特に谷部分は、屋根の中でもっとも雨水が集中する場所であり、常に湿気や水の流れにさらされます。
その結果・・・
金属が錆びて腐食し、徐々に薄くなる
落ち葉やゴミが溜まりやすく、水分が滞留して劣化が加速
最終的に、穴が開き、雨水が屋根内部へ直接侵入
こうした状態を放置しておくと、屋根下地材(野地板)や構造材が腐食・腐朽し、屋根全体の寿命を縮めてしまうことになります。
漆喰(しっくい)は、瓦と瓦のすき間を埋めて固定するための重要な接着材であり、雨水の侵入も防ぎます。
今回の物件では、棟部分・三又部分の漆喰にズレや隙間が見られ、内部の赤土が露出している箇所も確認されました。
劣化していた漆喰を撤去
新しい漆喰を詰め増し
三又(屋根の三方向が交差するポイント)にも丁寧に処理を施し、雨水の侵入経路を遮断
補修後は屋根全体の防水性と強度が向上しました。
瓦は非常に耐久性のある屋根材で、30〜50年持つと言われています。しかし、瓦以外の部材
――谷板金や漆喰、防水シートなどの寿命はそれより短く、15年〜20年程度とされています。
これらの部材が劣化したまま放置されると、どんなに良質な瓦でも雨漏りを防ぐことはできません。
これから迎える梅雨や台風の季節には、屋根にかかる負荷が大きくなります。
今回のように、見た目には問題がないようでも、谷板金の裏側や漆喰内部には劣化が進行しているケースも多く見られます。
当店「街の屋根やさん福岡西店」では、無料の屋根調査・お見積もりを実施中です。早めの点検で、大きな被害を防ぎましょう。
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