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2025.06.10
大野城市の屋根の劣化にお困りの方へ🔹谷板金の腐食・漆喰のずれによる雨漏りを修理 前回の現地調査では、雨漏りの原因として「谷板金の腐食による穴あき」と「棟部・三又部の漆喰のずれ」が確認されました。お客様のお悩みは、室内に現れた雨染み。調査結果をもとに、谷板金交換工事および漆喰補修工…

「天井に雨シミができている」「屋根からの雨漏りが心配」
そんなお悩みを抱えて、大野城市にお住まいのお客様より雨漏り調査のご依頼をいただきました。
築年数は約35年。屋根は昔ながらの瓦屋根で、重厚感と断熱性に優れた住宅です。
しかし、年数の経過とともに屋根のさまざまな箇所に劣化症状が現れていることが、現地調査の結果わかりました。
屋根全体を確認すると、瓦の小さなズレが数か所見受けられました。
ズレた瓦の隙間から雨水が入り込むと、下地の防水層が破れ、最終的には室内へ雨が漏れる可能性があります。
現時点では、このズレが直接的な雨漏り原因ではありませんが、将来的な雨漏りリスクを抱えている状態です。
屋根の頂点や隅部にある「棟瓦」の内部を支える漆喰部分に、経年劣化による“やせ(痩せ)”が発生していました。
漆喰が薄くなると、棟瓦の固定力が落ち、ズレや落下の原因となるほか、隙間から雨水が侵入しやすくなります。
こちらも今すぐの雨漏りリスクは低いものの、近い将来には補修が必要な状態です。
今回の雨漏りの直接的な原因は谷板金の劣化でした。
特に雨が集中する「谷部」に設けられている金属板(谷板金)にサビ・腐食が進行しており、防水機能が失われていました。
実際に室内天井には明らかな雨ジミができており、谷部の真上に位置していたことから、雨水が板金の穴や継ぎ目から浸入したものと考えられます。
「谷部(たにぶ)」とは、屋根の形状がV字型に合流する部分のことです。
雨が集中して流れ込む構造のため、屋根の中でも特に雨水が多く通る箇所です。
この谷部には、雨水をスムーズに排水させるために谷板金が設けられています。
板金の劣化・穴あきが進行すると、雨水が屋根内部に侵入し、雨漏りを引き起こす原因になります。
屋根のてっぺんや斜めの角(棟・隅棟)には漆喰(しっくい)という白い素材が使われており、瓦の固定や雨水の侵入防止の役割を果たしています。
年月が経つと漆喰が痩せたり剥がれたりして、瓦がズレやすくなったり、雨水が内部に侵入するリスクが高まります。
補修では、劣化した古い漆喰を撤去し、新しい漆喰を詰め直す作業を行います。
🔹漆喰補修(棟・隅棟)
・劣化している漆喰部分を撤去
・新しい漆喰を詰め直して棟瓦を補強
将来的な雨漏りや棟の崩れを防ぐため、事前の補強工事としてご提案。
雨漏りは、目に見える天井のシミだけでなく、屋根裏の腐食・断熱材の劣化・柱の腐りなど、大きなダメージを引き起こす可能性があります。
大野城市のこのお宅では、谷板金の劣化が主な原因であることを特定し、必要最低限の工事で雨漏りを止めるご提案ができました。
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