
2025.07.08
こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。宗像市にお住まいの方より、「屋根から雨漏りしているようだ」とのお問い合わせをいただき、さっそく現地へ調査に伺いました。 築30年以上が経過している瓦屋根の住宅で、これまで大きな修繕歴はないとのこと。調査を進めた結果、屋根の谷部に設置されてい…

こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。
今回は、福岡市早良区にお住まいのお客様から「天井裏に雨じみができている」とのお問い合わせを受け、現地調査に伺った事例をご紹介します。
お住まいは築40年の瓦屋根住宅。これまで大規模な屋根リフォームの経験はなく、今回が初めての本格的な調査依頼とのことでした。
調査時に最初に確認できたのは、天井裏に黒く広がる雨じみです。
この黒いシミは、単なる湿り気の痕跡ではなく、雨水が長期間にわたって侵入していた証拠。
天井材や断熱材、さらには構造材にまで影響を与えている可能性があり、放置すれば木材の腐朽やカビの発生、さらには建物の耐久性の低下にもつながる深刻なリスクをはらんでいます。
屋根の上を詳細に点検したところ、棟部分の漆喰が剥がれており、欠損している箇所が複数確認されました。
漆喰は瓦を固定する役割を持つ重要な部分ですが、風雨や紫外線の影響によって劣化しやすく、時間の経過とともにボロボロと剥がれてしまうことがあります。
漆喰が失われることで、瓦の固定力が低下し、瓦のズレや棟の歪みを引き起こしやすくなります。
このような状態は、棟部分から雨水が浸入し、屋根内部まで濡らしてしまう雨漏りの直接的な原因となります。
今回のお客様は、早急に雨漏りを止めたいが、大掛かりな工事は避けたいとのご希望でした。
そこで、室内の雨漏り箇所と一致する棟の部分解体・復旧工事をご提案。
棟瓦を一度取り外し、劣化した漆喰と下地を新しく施工し直すことで、雨水の浸入を防ぐ方法です。
補修工事であれば、費用も抑えつつ、雨漏りの原因にしっかりとアプローチすることが可能です。
漆喰の劣化は、主に以下のような理由によって引き起こされます。
経年劣化(10~20年が目安)
長期間、風雨・日射しにさらされることで徐々に強度を失い、ひび割れや剥がれが発生します。
地震や強風などによる振動
小さな揺れや衝撃の積み重ねが、固定力を弱めていきます。
屋根上の動物被害や落下物
カラスや猫が瓦の上を歩いたり、飛来物によって傷が付くことも劣化の一因となります。
瓦屋根は非常に耐久性に優れた屋根材ですが、それを支える漆喰や下地の寿命は瓦よりも短いため、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
今回は、雨漏りの症状がすでに天井裏に達していたことから、早急な対応が必要なケースでした。
「瓦屋根だから安心」と思わずに、目に見えるサイン(シミ、ズレ、苔など)を見逃さず、まずは点検を受けてみることをおすすめします。
☑ 雨漏りが気になる
☑ 漆喰が剥がれているように見える
☑ 瓦屋根のリフォームを検討している
そんな方は、街の屋根やさん福岡西店までお気軽にご相談ください。
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