
2025.07.08
こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。 「屋根が色褪せてきて心配なんです」そんなお悩みから、福岡市早良区にお住まいのお客様より調査のご依頼をいただきました。 築年数は約30年。これまで大きな屋根リフォーム歴はなく、今回が初めての本格的な屋根点検でした。 屋根全体に広がる劣化|色…

「屋根が以前よりも色褪せて見える。そろそろメンテナンスが必要かもと思って」とのお問い合わせをいただき、現地調査を実施しました。
築年数は30年を超えており、これまでに屋根塗装などの大掛かりな工事は行っていないとのこと。調査ではスレート屋根の表面に色褪せやくすみ、全体的な防水性能の低下が確認されました。
実際の屋根に上がって点検を行ったところ、以下のような劣化が見られました。
調査写真からも明らかなように、屋根材表面の塗膜が完全に劣化しており、本来の色味が失われていました。
見た目の問題だけではなく、防水性能が切れている状態であることがわかります。
スレート屋根の塗膜は、紫外線や雨風の影響で徐々に劣化します。表面の保護力が低下すると、雨水が屋根材の内部に染み込みやすくなり、ひび割れ・欠損・雨漏りの原因になります。
築年数が30年を超えているため、塗装による延命は難しい段階に入っています。
スレート材そのものの劣化が進んでおり、塗装をしても下地が持ちこたえられず、数年で再劣化する可能性が高いと判断されます。
スレート屋根の耐用年数は一般的に25~30年程度と言われており、まさに寿命を迎えている状態でした。
お客様からは「色褪せて見栄えが悪いだけかなと思っていた」とのお声がありましたが、屋根における色褪せやくすみは、単なる美観の問題ではなく、防水機能の劣化サインです。
塗膜の劣化によって防水性能が失われると、次第に屋根材の内部に水分が溜まり、コケやカビの繁殖、ひび割れ、雨漏りなどを引き起こす可能性があります。
屋根の色褪せやくすみは、劣化の始まりを示す重要なサインです。
築30年を経過している場合、塗装では根本的な解決にはならず、屋根カバー工法などの本格的な対策が必要になるケースが多く見られます。
街の屋根やさん福岡西店では、屋根の状態に応じた最適な工事を現地調査をもとにご提案しています。
「色褪せてきたな」「雨漏りまではいかないけど心配…」という方は、まずは無料点検をご利用ください。
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