
2025.06.17
🔹前回までの流れ築50年のセメント瓦屋根の住宅で・屋根葺き替え工事・外壁塗装工事を行いご紹介しました。今回はこの物件で行ったテラス屋根の交換工事についてご紹介します。 関連記事/これまでの記事・糸島市の方へご紹介築50年の屋根調査|セメント瓦の劣化を確認、寿命と正しいメンテナンス…

築50年が経過した住宅で「これからも長く住み続けていくために、屋根や外壁の状態をきちんと見直しておきたい」と、無料調査をご依頼いただきました。
初回の調査では、屋根に使用されているセメント瓦の経年劣化が進んでおり、塗装でのメンテナンスがすでに限界を迎えている状態であることを確認しました。また、外壁に施された鋼板サイディングの塗装劣化も見られ、全体的に防水性の低下が起きている状況でした。
今回はその続きとして、テラス屋根の状態を詳しく調査いたしました。
屋根を支える構造材が、写真の通りボロボロに崩れた状態になっています。
これは長年の雨水の影響で木材が湿気を含み続けたことにより、腐食・朽ちの症状が顕著に現れていると判断できます。
このままでは、テラス屋根そのものの安全性が確保できません。新しい木材への交換工事が必要です。
屋根下に設置された金属板には、多数の赤サビと穴あきが確認されました。中には雨水が垂れた痕跡もあり、すでに雨水が内部に浸透している可能性もあります。
金属部材は構造の安定性を支える重要な部位。穴が空いてしまうと雨水の侵入だけでなく、全体の強度低下にも繋がります。
ポリカ波板の屋根材には、貫通した穴や細かなひび割れが確認されました。光を通す性質を活かしている波板ですが、劣化が進むと紫外線による黄ばみ、硬化によって割れやすくなります。
今回の現場では、すでに穴から雨水がテラス内に侵入している状態でした。
テラスに多く使われる「波板屋根(ポリカーボネート製)」の寿命はおおよそ10〜15年程度です。
紫外線や風雨の影響を受け続けるため、次第に変色・割れ・ひびといった劣化症状が現れます。
特に直射日光が当たる場所では劣化が早く進行し、穴あきや雨漏りにつながるケースもあります。定期的な点検や10年を目安に交換を検討すると安心です。
今回の調査結果をもとに、以下の工事をご提案いたします。
腐食した垂木・鼻隠しの木材を新しいものへ交換
サビが進行した金属部の補修または交換
ポリカ波板屋根材の全面張替え(耐候性タイプ)
木部の腐食がこれ以上進むと、屋根材そのものが落下するリスクがあります。今回は全体的な張り替えが必要なタイミングです。
街の屋根やさん福岡西店では、屋根・外壁・テラスなどあらゆる外装部位の無料点検を実施中です。
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