
2025.06.11
🔹前回の振り返り法人様より「大雨時に倉庫の屋根から雨漏りが発生する」とのご相談をいただき、現地調査を実施。その結果、屋根に設置されたルーフファン(屋上換気扇)周辺の板金が激しく劣化し、雨水の浸入が確認されました。 関連記事・福岡市西区の方へ。倉庫で発生した雨漏りを調査|倉庫屋根に…

🔹室内天井の雨染みに気づいて
「天井に雨染みがある」「雨の日になると部屋が湿っぽい」とご相談を受け、糟屋郡の築40年以上の一戸建てに現地調査に伺いました。お客様は、雨漏りの兆候を感じつつも、どこに依頼すればよいか分からず悩まれていたとのことでした。
🔹物件情報
・建物種別:木造住宅(一戸建て)
・築年数:40年以上
・屋根形状:瓦屋根
谷板金に多数の穴(雨水が屋根裏へ浸入)
棟部・三又部の漆喰がずれ、赤土が露出
これらが原因で、屋内に雨水が浸入し、天井に雨染みが発生していたと判明。
谷板金とは、屋根の谷にあたる部分に取り付けられ、雨水を排水する重要な役割を持つ金属部材です。
しかし今回の現場では、長年の雨水・落ち葉・湿気によって谷板金に多数の穴が空いており、そこから雨水が直接屋根内部へ侵入していました。
✅腐食した既存の谷板金を撤去
サビと腐食により金属が極端に薄くなり、雨水を受け止めきれなくなっていました。
漆喰は、瓦同士の固定と雨水の遮断に必要不可欠な部材。ズレやひび割れを放置すると、雨水が内部の赤土や木材に浸入し、劣化を急速に進行させます。
🔹施工工程
古く劣化した漆喰を丁寧に撤去
のし瓦の水平調整・積み直し
新しい高耐久漆喰を隙間なく充填
棟瓦を再固定し、三又部も丁寧に仕上げ
今回は、谷板金の穴あきと漆喰の劣化が原因の雨漏りを、ピンポイントな修理でしっかりと解消することができました。
屋根は「見えないから大丈夫」と思いがちですが、劣化はじわじわと進行します。雨漏りが起きてからでは、修理費用も被害も大きくなる一方です。
✅今回この工事を行わなかった場合、
屋根下地の腐食や、屋内の天井材、断熱材が痛む恐れがあり、全面的な改修が必要になる可能性がありました!
「最近、天井にシミが…」「瓦のズレが気になる」などの症状があれば、まずは街の屋根やさん福岡西店の無料点検・無料お見積りをご活用ください。
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