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2025.02.18
屋根の色褪せ・ひび割れが気になる・・・無料屋根調査で判明した屋根の問題 こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。今回は、福岡市西区にお住まいのお客様より「屋根の色褪せやひび割れが気になる」とのご相談を受け、無料屋根調査を実施しました。「屋根の色が白っぽくなりひび割れもあるので心配…

みなさま、こんにちは!
街の屋根やさん福岡西店 店長の下田です!
本日は、福岡市南区花畑で実施した屋根の調査をご報告いたします!
「台風で被害に遭った。家も古いので、屋根のリフォームをしたい。」とご相談いただき、調査へ行ってきました。
お客様宅は、築27年、屋根材として使用されていたのはアスベストを含む化粧スレートでした。
アスベストとは、「石綿」とも呼ばれる、鉱石を繊維状に変成した鉱物の総称です。
極細の繊維質を吸い込むと、重大な健康被害を起こすとして、段階的な規制を経て2004年に使用が禁止されました。
アスベストを使用した屋根の工事では、屋根を壊さない限りアスベストが飛散することはありません。
今回は、アスベストを含んだ屋根材でしたので、今の屋根はそのままに、上から新しい屋根材を被せるカバー工事をご提案しました。
屋根のカバー工事については、以下の記事でメリットや方法、工期などを解説しておりますので、合わせて参考になさってみてください。
▼屋根カバー工法を行う5つのメリットをご紹介!かかる費用と日数は?
パッと見ただけでも、屋根はかなり損傷が激しいのがおわかりいただけるかと思います。
茶色く錆びた棟板金(写真の斜めラインの部分)とスレート表面の変色がひどいですね。
築27年ということで、経年による色褪せやひび割れ、蓄積した汚れがとても目立っている状態でした。
スレートとは、セメントを主原料に繊維素材を混ぜて作られた薄い板状の屋根材のことです。
お客様宅のスレートには、アスベストも含まれており、外したり壊したりすると飛散する危険がありました。
このような場合には、上から新しい軽量の屋根材を重ねるカバー工事が最適です。
スレート屋根の劣化症状やメンテナンス方法については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひ読んでみてください。
▼スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)のチェックポイントとメンテナンス方法
アスベストは、髪の毛の5000分の1程の太さで、吸い込んで肺に入った場合、排出されるのが非常に難しいうえ、体内で分解もできないとされています。
悪性の中皮腫や肺がんのリスクが高まるとされ、2004年に屋根への使用が禁止、2012年には製造が中止されました。
2004年以前に建てられたお住まい、特にスレート屋根の場合は、アスベストを含んでいる可能性が高いです。
しかし、アスベストは破砕しない限り飛散しないので、過度に心配する必要はございません。
屋根に含まれるアスベストが気になる方は、調査も可能ですので、以下の記事を合わせてご確認くださいませ。
▼建材のアスベスト問題について
▼スレート屋根工事に必要なアスベスト調査とは?
苔やカビ汚れを拡大した写真です。
棟板金の錆が移って、筋状に変色しているのも見つかりました。
カバー工事では、高圧水による洗浄を行なってから、新しい防水シートと屋根材を上から重ねて施工します。
今回のように汚れがひどい場合など、分解しながら落とす「バイオ洗浄」を行うこともあります。
以下の記事では、苔やカビ、藻など屋根に付着した汚れがもたらすダメージを解説しております。
高圧水の洗浄も紹介していますので、合わせて読んでみてください。
▼屋根や外壁の劣化を促進させる苔・藻・カビの放置は絶対ダメ
次回は、カバー工事の様子をご紹介します!
アスベストを含む屋根の工事やカバー工事のことをもっと知りたいという方は、ぜひ街の屋根やさん福岡西店までお気軽にお問い合わせください!
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