
2025.04.27
こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。 今回は、前回ご紹介した福岡市城南区の物件で、屋根調査に続き、外壁の状態も調査を行いました。 外壁の状態を詳しく確認すると、表面の剥がれや、手で触った際に白い粉が付着する現象(チョーキング現象)が確認されました。 この記事では、外壁調査の結…

こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。
先日、糟屋郡宇美町のお住まいにて屋根と外壁の点検を実施したところ、
屋根だけでなく外壁にも苔やカビが広範囲に発生している状態が確認されました。
特にベランダ付近の外壁には苔が密集し、黒ずみや緑の斑点が目立つ状態となっていました。
外壁の苔やカビは、見た目が悪くなるだけでなく、住宅の耐久性に関わる深刻な問題を引き起こす恐れがあります。
この記事では、外壁の苔・カビの原因と放置することによるデメリット、そして対策方法についてわかりやすく解説いたします。
外壁には、雨水や紫外線から建物を守るための塗膜による防水機能が備わっています。
しかし、築年数が経過すると塗膜が劣化し、表面が水を吸いやすくなります。
この状態になると、湿気や雨水が外壁内部に浸透しやすくなり、苔やカビが繁殖しやすくなるのです。
特にベランダ付近は風通しが悪く、水はけも悪くなりがちなため、湿気がこもりやすい傾向があります。
このような場所は、苔やカビが繁殖するのに最適な環境です。
苔やカビが外壁に付着しているのを、「汚れ」として軽く考えてしまう方は多いのですが、実は次のような深刻なリスクがあります。
苔やカビは水分を保持する性質があるため、外壁の表面を長時間湿らせ続けます。
結果として、外壁材が脆くなり、ひび割れや剥離の原因となります。
ひび割れや剥離が進行すると、そこから雨水が内部に侵入しやすくなり、雨漏りに直結する可能性があります。
一見、外壁とは関係なさそうに見える「雨漏り」も、実は外壁の苔やカビが原因になっていることが少なくありません。
カビは空気中に胞子を放出するため、呼吸器系やアレルギーへの影響も懸念されます。
特に小さなお子様や高齢者がいるご家庭では、健康面のリスクにも注意が必要です。
糟屋郡宇美町のこちらの物件では、ベランダまわりを中心に外壁全体に苔が発生していました。
外壁材には細かいひび割れ(クラック)も確認され、水の侵入によるさらなる劣化が懸念されます。
このような状態では、ただ洗浄するだけでなく、
シーリング補修によるひび割れの防水処理
防カビ・防藻塗料を使用した外壁塗装工事
を行うことで、建物全体の耐久性と美観の回復が可能です。
苔やカビを落とそうと、ご自身で高圧洗浄機を使用される方もいらっしゃいますが、誤った方法で洗浄すると外壁材を傷めてしまう可能性があります。
特に、経年劣化した外壁やシーリング部分に強い水圧をかけると、外壁の塗膜が剥がれたり、ひび割れを広げてしまうことも。
外壁の洗浄や塗装前の処理は、素材や状態に応じた適切な施工が必要です。
心配な方は、ぜひ専門業者にご相談ください。プロの技術で、安全かつ丁寧に対応いたします。
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