
2025.02.16
工事のきっかけ みなさま、こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です!本日は、福岡市城南区で実施した屋根の葺き替え工事をご報告いたします!「色褪せが目立って気になる。」とお問い合わせいただき、調査を行ったところ、スレートに経年劣化による褪色とひび割れなどの症状が見つかり、葺き替え工事…

こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。
今回は、糟屋郡宇美町にお住まいのお客様より「屋根の一部が強風で落ちた」というお問い合わせを受け、現地調査を実施した際の内容をご紹介いたします。
築25年を迎える住宅で、これからも長く安心して住み続けたいというお客様のご希望に沿って、屋根・外壁・サッシ周辺・ベランダの状態を細かく確認いたしました。
現在の屋根はカラーベスト(スレート屋根)で、すでに経年劣化が進行している状態でした。
また、強風により棟板金が落下した部分もあり、その他の板金も全体的にサビが進行しているのが確認されました。
スレート屋根の寿命はおおよそ30年程度と言われており、築25年の現時点は屋根カバー工法(重ね葺き)を行うのに適したタイミングです。
💡 しかし、基材まで傷みが及んでしまうと、カバー工法ができなくなる可能性もあるため、今のうちのリフォームが最善と判断いたしました。
外壁の全体を調査したところ、複数の面にわたってクラック(ひび割れ)が発生していました。
クラックからは雨水が内部へ入り込み、外壁材を劣化させる原因になります。
特に大きめのひびには、シーリング補修後の外壁塗装が必要と判断いたしました。
このタイミングで補修と塗装をセットで行うことで、外壁の耐久性と美観を取り戻すことが可能です。
サッシ周辺の調査では、窓枠まわりのクラックと、シーリング材の劣化が確認されました。
防水性を高めるために、既存のシーリング材の上から増し打ち施工を行う必要があります。
この部分の劣化を放置すると、雨水の侵入により室内側の壁や窓枠にまで被害が及ぶ可能性もあります。
ベランダの表面には苔・カビの発生や塗膜の剥がれが確認され、場所によっては下地(基材)が露出している箇所も見受けられました。
防水性が大きく低下しており、このままでは雨水が構造材に染み込み、下階への雨漏りや建材の腐食リスクが高まることが懸念されます。
外壁の縦横にある目地(板間)のシーリングについても、前回の塗装時に交換されておらず、上から塗装だけが施されていた可能性があると見られます。
実際、シーリング部分にカッターが入らないほど硬化が進んでおり、増し打ちによる補修が必要と判断しました。
その後、塗装仕上げを行うことで、防水性と見た目の美しさの両方を取り戻すことができます。
お客様は「これからも長くこの家に住みたい」とお考えでした。
そこで、今回の調査結果をふまえ、以下のような総合的なメンテナンスプランをご提案しています。
屋根カバー工法による屋根の再生
ベランダの再防水施工
板間シーリングの補修と塗装仕上げ
これらの工事を組み合わせることで、見た目の美しさだけでなく、住まいの耐久性・防水性を総合的に向上させることができます。
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