
2025.04.27
こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。 雨の日でも安心して暮らすために欠かせない「雨樋」。屋根に降った雨水を効率よく地上に排水し、外壁や基礎を水から守る大切な役割を担っています。 しかし、長年使っていると劣化・破損・ゴミ詰まりなど、さまざまな不具合が発生することも。雨樋のトラブ…

こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。
前回の記事では、糟屋郡須恵町の築45年の住宅にて実施した屋根調査の内容をご紹介しました。
セメント瓦の塗膜剥がれや谷板金の劣化、金属屋根の錆など、全体的に経年劣化が進んでいることがわかりました。
今回はその続きとして、屋根以外の外装部分(雨樋・外壁)の調査結果をご報告いたします。
築年数が経過しているお住まいでは、屋根だけでなく外壁や付帯部にも劣化症状が現れてきます。
放置すると雨漏りや構造材の腐食につながる可能性があるため、早期の点検・補修がとても大切です。
建物をぐるりと囲う雨樋(あまどい)には、金具で外壁と固定する部材が取り付けられています。
今回の調査では、その固定金具が外れ、雨樋が外壁から浮いている状態が確認されました。
このまま放置すると…
強風や積雪で雨樋が落下する恐れ
雨水が適切に排水されず、外壁を伝って染み込むリスクもあります
✅ 補修方法:金具部分をシーリング材で再固定することで対応可能です。
大がかりな交換工事をせず、劣化進行を止められます。
外壁の表面には、**複数のクラック(ひび割れ)**が見つかりました。
外壁材が乾燥や振動、経年劣化により伸縮を繰り返すことで、次第に細かな亀裂が生じます。
特に今回確認されたのは:
壁面の中腹~下部に入った横向きのひび
勝手口周辺に見られる、やや深めのクラック
これらのひび割れから雨水が内部へ侵入すると、断熱材や木材が腐食し、外壁の寿命を縮めてしまう恐れがあります。
✅ 補修方法:シーリング材でのクラック補修が有効です。
適切に充填すれば、防水性をしっかり回復できます。
目立つ大きなひび割れだけでなく、外壁の至るところに細かなクラックが見られました。
特に南面や西面など日射が強く当たる場所で劣化が進行
細かいヒビも放っておくと大きくなり、雨水の侵入経路になる可能性があります
この段階での対策が、大がかりな外壁リフォームを防ぐための第一歩です。
調査箇所 | 劣化症状 | |
雨樋 | 金具が外れている | |
外壁 | クラック(複数箇所) | |
勝手口まわり | 目立つひび割れあり | |
外壁全体 | 細かなヒビ多数 |
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