
2025.04.26
こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。 前回の筑紫野市の物件では、屋根塗装時に縁切りが行われていなかったため、屋根の裏側に雨水が滞留し、わずか1年で劣化が進行してしまいました。 このようなケースでは、屋根カバー工法を選択する方が、長期的な安心に繋がります。 今回は、「屋根塗装と…

こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。
今回は、糟屋郡須恵町にお住まいのお客様から「台風前に屋根の状態を確認してほしい」とのご依頼をいただき、屋根の無料点検を実施いたしました。
築年数は約45年。屋根材はセメント瓦で、これまでに2度の塗装メンテナンス歴があるとのことです。
「見た目の劣化も気になっているので、そろそろしっかりとした修繕を考えたい」とのお考えでした。
過去に2度塗装されているセメント瓦ですが、
上塗り塗料が大きく剥がれており、下塗り材が見えている
塗膜が均一に保たれておらず、保護機能が失われている状態
この状況では、再度の塗装(3回目)を行っても塗料の密着性や性能が十分に発揮されない可能性が高いため、屋根塗装はおすすめできません。
➡ 塗装ではなく、葺き替えといった別のメンテナンス方法が検討されるべき段階です。
瓦の隙間にある谷板金は、経年劣化によって錆が進行していると見られます。
雨水が集中する谷部分は、屋根の中でも特に劣化しやすい場所
錆が進行すると穴あき・雨漏りに直結するため、早めの交換やメンテナンスが必要
玄関の庇部分には金属屋根が施工されていましたが、
表面に赤錆が出ており、劣化が進行中
屋根材自体の腐食には至っていないため、この段階で塗装を施すことで進行を遅らせることが可能
以前のリフォームで塗装を行っている増築部の金属屋根についても、部分的に錆が浮き始めていました。
前回の塗装から年数が経っているため、再塗装による防錆処理が有効
現時点での補修によって、雨漏りや穴あきなどの深刻な劣化を未然に防げます
調査内容 | 状態 | ご提案 |
セメント瓦屋根 | 塗膜の剥がれ、3度めの塗装は非推奨 | 塗装以外のメンテナンス(カバ工法など)をご検討ください |
棟部 | ワイヤーでしっかり固定、安定 | 点検を継続しつつ様子見でOK |
谷板金 | サビの進行が見られる | サビの状態に合わせて、部分的な交換、補修をご提案 |
玄関上の金属屋根 | 表面にサビがある | 防錆塗装により劣化の進行を遅らせる |
増築部の金属屋根 | 局所的なサビが発生 | 同様に塗装メンテナンスを推奨 |
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