
2025.04.16
こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。 梅雨が近づくと、「天井にシミができた」「雨音が気になる」「屋根からポタポタ音がする」など、雨漏りに関するお問い合わせが一気に増加します。 その中でも特に多い原因が、「谷板金(たにばんきん)」の劣化や穴あきによる雨漏りです。 今回は、当店で…

こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。
前回ご紹介した春日市の瓦屋根住宅では、谷板金(たにばんきん)付近の瓦が割れて落下し、谷板金の表面を塞いでいたことが雨漏りの原因となっていました。
また、谷板金そのものにも錆びが広がり、ついには穴が空いていたことが確認されました。
今回の記事では、「谷板金とはどんな役割を持つのか?」
そして、「劣化や不具合を放置した場合のリスク」について、わかりやすく解説していきます。
谷板金は金属製であるため、長年の使用で錆びや腐食が進行することがあります。
また、上から割れた瓦や枝などが落ちて物理的に傷がついたり、塞がれてしまったりすることも。
こうした劣化や不具合を放置してしまうと、次のような被害につながります。
🔹雨水がうまく流れない
谷板金が塞がれると、本来の排水機能が果たせず、雨水が屋根内部に滞留してしまいます。
🔹谷板金に穴があくと雨水が屋根内部へ侵入
劣化によって谷板金に穴が開いてしまうと、そこから雨水が防水層を越えて屋根裏に侵入。
やがて天井や壁にシミを作り、室内へと被害が拡大します。
🔹被害が進むと、下地の腐食やカビ、構造の劣化に
長期間放置されると、防水シートや野地板(木材)にも浸水が及び、構造材の腐食やカビの発生といった深刻なダメージへと発展します。
瓦屋根は、一般的に50年以上持つとも言われるほど非常に耐久性の高い屋根材です。
しかし、その一方で、「瓦は丈夫だからメンテナンスはしなくていい」と考えてしまう方も少なくありません。
実際には、瓦自体が劣化しなくても、下にある防水シート・谷板金・漆喰は経年劣化します。
✅特に注意すべきメンテナンスポイント
・谷板金:10~20年程度で錆が出ることが多く、定期的な点検が必要
・防水シート(ルーフィング):瓦の下で雨を防ぐ要。耐用年数は20~30年ほど
・漆喰:瓦を固定し、雨水の侵入を防ぐが、10年~15年程度で劣化しやすい
📌 屋根全体としての耐久性を保つには、これら見えない部分のメンテナンスが欠かせません。
谷板金のトラブルは、発見が遅れると一気に被害が広がるのが特徴です。
また、劣化や破損は普段の生活では確認しにくく、専門業者による点検が必要です。
街の屋根やさん福岡西店では、
🔹 屋根の点検・雨漏り調査は無料で実施中!
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🔹 お客様のご希望・ご予算に合わせて最適なご提案をいたします
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