
2025.03.29
ウレタン防水のきっかけ みなさま、こんにちは!街の屋根やさん福岡西店 店長の下田です!本日は、糟屋郡宇美町で実施したアパートのベランダのウレタン防水工事をご報告いたします。「ボロボロになったベランダの床を直したい。」とご相談いただき、まずは調査を行いました。防水層である表面…

まずはお客様のご希望である天窓の撤去作業から開始。
天窓は自然光を取り入れられる一方で、雨漏りリスクが高い部材です。
経年劣化によりパッキンやシーリングが傷みやすく、施工不良や地震の揺れなどで歪みが生じると雨水の侵入原因になります。
そのため今回は、早期に雨漏りを防ぐ目的で完全に撤去し、屋根材で覆う工事を行いました。
天窓撤去後、次に行ったのが屋根板金の撤去作業です。
屋根板金(棟板金や谷板金)は、屋根の接合部に雨水が侵入しないように施工されている金属部材です。
今回のように屋根カバー工法を行う際は、既存の屋根の上に防水層や新しい屋根材を重ねる必要があるため、古くなった板金は撤去します。
劣化した板金をそのまま残すと、新しい屋根材との干渉や雨水の逆流・溜まりの原因になることもあるため、確実に取り外すことが重要です。
板金をすべて撤去した後、新しい防水シートを屋根全体に施工しました。
防水シートは、屋根材の下に施工する「第二の防水層」です。
万が一、屋根材の隙間から雨水が入り込んでも、防水シートでしっかりと雨水をブロックします。
今回使用したのは、高耐久な改質アスファルトルーフィング。
【特徴】
一般的なルーフィングより耐久性が高く、長寿命
釘穴からの水の侵入を防止する自己修復性
高温・低温環境でも柔軟性が持続
屋根の寿命を支える非常に大切な層であり、屋根全体の防水性能を決める重要な工程です。
防水シートの上に、桟木(さんぎ)と呼ばれる細い木材を一定間隔で設置しました。
桟木は、屋根材をしっかりと固定するための下地材です。
今回使用する「ROOGA鉄平」は、桟木に引っかけて留めていく方式で施工します。
この工程によって、
屋根材が台風や地震でもズレにくくなる
全体の耐風性・耐震性が向上
見えない部分ではありますが、屋根の安定性を左右する非常に重要な工程です。
次回はいよいよ、ROOGA鉄平の屋根材本体を施工する工程へと移行していきます。
美しく、そしてしっかりとした屋根に仕上がっていく様子をご紹介予定です!
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