こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。
今回の記事では、先日ご紹介した福岡市博多区・築35年の住宅の屋根調査をきっかけに、
近年ご相談が増えている「アスベストを含んだ屋根材」について解説いたします。
この住宅の屋根材は、かつて多くのご家庭で使われていた「コロニアル」というスレート系の屋根材。
軽量で見た目もスマートなことから、1980〜90年代の住宅に多く使用されました。
しかし、このコロニアル屋根にはある重要な問題があります。
それが、「アスベスト(石綿)」の含有です。
アスベストとは、かつて建材に広く使われていた非常に細かい天然の繊維状の鉱物です。
✅ 耐熱性・防音性・断熱性に優れていたため、屋根・壁・天井などさまざまな場所に使用されていました。
✅ しかし、飛散したアスベストを長期間吸い込むと、肺の病気を引き起こすリスクがあるとわかり、現在では使用が禁止されています。
📌 2006年以降、日本国内ではアスベストの製造・輸入・使用が全面的に禁止されました。
しかし、次のような状況になると、問題が起きる可能性があります。
🔹 解体・撤去を行わないため、アスベストの飛散リスクがありません
🔹 廃材処分費がかからず、費用を抑えることが可能
🔹 耐久性・遮熱性の高い屋根にグレードアップ!
📌 築20年以上の住宅で特に人気の施工方法です。
✅葺き替え工事
屋根をすべて撤去し、新しい屋根材を施工する方法です。
・アスベスト含有屋根材の飛散防止措置(湿潤処理・養生)を徹底し、
・適切な処分施設で処理する必要があるため、費用が高くなりやすいというデメリットもあります。
📌 すでに屋根材が破損・崩壊している場合は、安全のために葺き替えが選ばれるケースもあります。
コロニアル屋根に関連する施工事例
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コロニアル屋根の住宅を安全に屋根リフォームしました。「糸島市物件の屋根カバー工法、施工金額」
「今のところ雨漏りしていないから大丈夫」
「見た目はそんなに悪くないし…」
そう思っていても、屋根は少しずつ確実に劣化しています。
特にアスベストを含むコロニアル屋根は、すでに製造から20年〜40年経過しているケースがほとんど。
耐久性が限界を迎えている場合が多く、雨漏りや屋根崩壊のリスクも年々高まります。
・コロニアル屋根は2004年以前、アスベストを含む製品が使用されていた可能性が高い
・劣化や工事で飛散する恐れがあるため適切な方法でのリフォームが必要
・安全かつ費用を抑えるには屋根カバー工法がおすすめです!
・築20年以上の住宅では、早めの屋根点検と専門家への相談が安全なリフォームにつながります。
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