屋根調査で判明した屋根の問題点とは？雨漏りが心配な屋根

✅ 屋根全体の苔・カビ発生
　防水性能が低下し、屋根表面に苔やカビが繁殖。雨水を含みやすくなり、さらなる劣化を引き起こしていました。

✅ 色褪せが目立つ
　紫外線の影響で屋根の表面が劣化し、色褪せが進行。防水性能の低下とともに、見た目も古びた印象になっていました。

✅ 屋根材の欠損
　一部の屋根材が破損・欠損しており、雨漏りのリスクが高まっていました。

この状態を放置すると、雨水が浸透し、屋根の下地や建物内部にダメージを与える 可能性があるため、早急な対策が必要でした。

コロニアル屋根、こんな症状が現れたら注意、屋根リフォームを検討しましょう！

コロニアル屋根のリフォームを検討すべき劣化症状

コロニアル屋根は軽量で耐久性に優れていますが、15年〜20年が経過すると劣化が進行し、メンテナンスが必要になります。
次のような症状が屋根に現れたら、屋根リフォームを検討しましょう！

🔹屋根の色褪せ

屋根全体が白っぽくなったり、色が薄くなっている場合、防水塗膜が劣化している可能性があります。
塗膜が剥がれると、雨水を弾かなくなり、屋根材が雨を吸収しやすくなります。

🔹苔・カビの発生

特に日陰や北側の屋根に発生しやすく、屋根が湿気を含んでいるサインです。
苔やカビが広がると、屋根材がもろくなり、ひび割れや欠損の原因 になります。

🔹屋根材の割れ・欠損

スレート屋根（コロニアル）は強風や経年劣化により、ひび割れたり、欠けたりすることがあります。
小さな割れでも、雨が降るたびに水が浸透し、下地が腐食する原因になります。

🔹屋根材の浮きやずれ

屋根材が浮いたり、ズレていると、隙間から雨水が入り込みやすくなります。
放置すると、雨漏りのリスクが急激に高まり、室内に被害が及ぶ こともあります。

🔹棟板金の浮き・ずれ

屋根の頂上部分にある「棟板金」が浮いていると、強風や台風で飛ばされる危険性があります。
また、釘が抜けていると、そこから雨水が入り込み、屋根内部が腐食してしまいます。


「これらの症状が見られた場合には早めの点検、メンテナンスをお勧めします！」

今回実施した屋根カバー工法ってどんな屋根リフォームなの？

屋根カバー工法とは、既存の屋根を撤去せず、その上から新しい屋根材を被せる工法 です。
屋根を二重構造にすることで、耐久性・断熱性・防音性が向上 するのが特徴です。

今回使用したのは、「オークリッジスーパー」。
軽量でありながら耐久性が高く、デザイン性にも優れた屋根材で、スレート屋根のリフォームに最適です。

糸島市にてオークリッジスーパー、ブラウンウッドを使用した屋根カバー工法の施工工程

今回の施工では、以下の手順で屋根カバー工法を行いました。

1. 既存屋根の点検・清掃

まず、コロニアル屋根全体の状態を確認し、浮いている屋根材や破損部分を補修。
その後、苔やカビを高圧洗浄で除去し、清潔な状態に整えました。

2. 防水シート（ルーフィング）の設置

既存の屋根材の上から、新しい防水シートを施工。
これにより、万が一雨水が浸透しても、下地にダメージを与えないようにしました。

3. オークリッジスーパーの施工

軽量で耐久性の高い オークリッジスーパー を、一枚ずつ丁寧に施工。
しっかりと固定することで、台風や強風にも強い屋根へと仕上げました。

4. 棟板金の取り付け

屋根の頂上部分（棟）に、新しい板金を取り付け、しっかり固定。
釘浮きが起こりにくいビス止め施工を採用し、耐久性を高めました。

5. 最終チェック＆仕上げ

施工後、屋根全体をチェックし、雨水の流れや固定の状態を確認。
これで、長期間安心して暮らせる屋根へと生まれ変わりました！

今回は、糸島市のコロニアル屋根で、オークリッジスーパーを使用した屋根カバー工法を実施した施工事例をご紹介しました。

✅ 防水性能UP！雨漏りリスクを解消
✅ 屋根が二重構造になり、断熱性・防音性が向上
✅ 軽量な屋根材で耐震性もアップ！

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