
2025.07.23
こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。 今回は、宗像市にお住まいのお客様邸で行った、屋根カバー工法の施工事例をご紹介します。「屋根が少し落ちているのに気づいて…」という不安なご相談から始まった屋根リフォームが、お客様に安心と美しい外観をもたらしました。  …

「屋根の色褪せが目立つ」とのお問い合わせをいただき、屋根調査からカバー工法によるリフォーム完了までの一連の流れをご紹介します。
こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。 今回は、太宰府市にお住まいのお客様邸で行った、スレート屋根の調査と屋根カバー工法の施工事例をご紹介します。築30年を超え、色褪せが目立っていた屋根が、機能的にも美観的にも生まれ変わった事例です。
✅工事のきっかけ
「屋根が以前よりも色褪せて見える。そろそろメンテナンスが必要かもと思って」とのお問い合わせをいただき、現地調査を実施しました。築年数は30年を超えており、これまで屋根塗装などの大掛かりな工事は行っていないとのこと。お客様は、見た目の劣化が気になり、今後の屋根の状態に不安を感じておられました。
実際の屋根に上がって点検を行ったところ、以下のような劣化が見られました。
色褪せとくすみが屋根全体に広がる: 調査写真からも明らかなように、屋根材表面の塗膜が完全に劣化しており、本来の色味が失われていました。これは見た目の問題だけではなく、屋根の防水性能が切れている状態であることを示しています。
屋根材の先端部分に苔が繁殖: 特に屋根材の先端部分には苔が広範囲にわたり繁殖していました。苔は水分を保持しやすいため、屋根材の劣化をさらに促進させる要因となります。
一部のスレートで反りや細かなひび割れも確認: 部分的にスレート材が反っていたり、小さなひび割れが見られたりしました。これらの症状は、屋根材の強度が低下し、雨水が内部に浸入しやすい状態であることを示しています。
板金部分に軽度のサビの兆候も: 屋根の板金部分にも軽度なサビの兆候が見られ、これも防水機能の低下につながる可能性があります。
スレート屋根の塗膜は、紫外線や雨風の影響で徐々に劣化します。表面の保護力が低下すると、雨水が屋根材の内部に染み込みやすくなり、ひび割れ・欠損・最終的には雨漏りの原因になります。
お客様からは「色褪せて見栄えが悪いだけかなと思っていた」とのお声がありましたが、屋根における色褪せやくすみは、単なる美観の問題ではなく、防水機能の劣化サインです。 今回の屋根材である「スレート」の耐用年数は一般的に25~30年程度とされており、築30年を超えているこの屋根はまさに寿命を迎えている状態でした。
塗膜の劣化によって防水性能が失われると、次第に屋根材の内部に水分が溜まり、苔やカビの繁殖、ひび割れ、雨漏りなどを引き起こす可能性があります。 特に築年数が30年を超えているため、塗装による延命は難しい段階に入っています。スレート材そのものの劣化が進んでおり、塗装をしても下地が持ちこたえられず、数年で再劣化する可能性が高いと判断されます。
この状態を放置すれば、雨水が屋根材に染み込み、下地の腐食や室内の雨漏りの発生に直結するでしょう。雨漏りは、天井のシミだけでなく、家の構造材(野地板や垂木など)の腐食を引き起こし、建物の耐久性や耐震性を著しく低下させてしまいます。最終的には、大規模な補修が必要となり、より高額な費用がかかることになります。
調査結果を踏まえ、塗装では根本的な解決にはならないため、今回の屋根には屋根カバー工法を提案させていただきました。
✅費用を抑えやすい:廃材が出ないため、既存屋根の撤去費用や廃材処分費用を抑えることができます。
✅工期が短い:既存屋根を撤去しないため、工期が短く、生活への影響も少なくて済みます。
✅断熱・遮音性も向上:屋根が二重になることで断熱性や遮音性が向上し、より快適な室内環境になります。
✅防水性能が大幅に改善:新しい防水シートと屋根材で、雨漏りリスクを一気に軽減します。
✅お客様のお悩み
・屋根の劣化を不安に感じて
✅工事内容
・オークリッジスーパーを使用した屋根カバー工法
✅工事金額
・2,000,000円
🔹この物件の詳しい施工事例をみる
・太宰府市にお住まいの方へ|築30年のスレート屋根の屋根カバー事例をご紹介
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