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2025.08.07
こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。「強風で洗濯物干し場の屋根が飛ばされてしまった」とのご相談をいただき、波板の交換工事を行った事例を糸島市の方にご紹介します。この一件は、劣化が進んだ波板の危険性を改めて浮き彫りにするものでした。 ご相談のきっかけ|強風による破損 お客様から…

「洗濯物干し場の屋根の波板が破損して、一部が飛んでいってしまったようだ」とのお話で、早急に見てほしいとのご依頼でした。
洗濯物干し場は日々の生活に欠かせない場所であるため、お客様は非常に不安を感じていらっしゃいました。
早速現地に伺い、洗濯物干し場の状態を確認しました。
破損箇所の確認
風にあおられて波板が大きく破損し、一部が落下しているのを確認しました。幸い、人や車に当たるなどの二次的な被害はありませんでしたが、一歩間違えれば大きな事故につながる可能性がありました。
留め具の劣化
破損した箇所を詳しく調査すると、強風によって波板を固定していた留め具がもろくなり、破損していることが分かりました。留め具の劣化が、今回の飛散の直接的な原因でした。
波板全体の劣化
破損箇所だけでなく、波板全体に目を向けると、長年の紫外線と風雨にさらされた影響で、全体的に色褪せと劣化が目立っていました。素材が硬化し、弾力性を失っている状態です。このような波板は、強度も低下しており、破損していない部分もいつ再び強風で飛ばされてもおかしくない危険な状態でした。
波板の寿命は素材によって異なりますが、一般的なポリカーボネート製でも10年程度と言われています。劣化の主な原因は、紫外線です。
紫外線の影響: 紫外線は波板の表面を徐々に劣化させ、透明だったものが白く濁ったり、茶色く変色したりします。これにより素材が硬化し、もろくなるため、ひび割れや割れが発生しやすくなります。
強風への脆弱性: 劣化が進んだ波板は強度が低下しており、今回のように強風や台風などの際に、簡単に破損・飛散してしまうリスクが高まります。また、波板を固定している留め具も同様に劣化が進むため、波板と留め具の両方の状態を確認することが重要です。
破損したまま放置すると、雨漏りや落下物による二次的な被害、そして美観の悪化や機能性の喪失といったリスクが生じます。お客様にはこれらのリスクを丁寧にご説明し、部分的な補修ではなく、波板全体の交換をご提案しました。
①既存波板と留め具の撤去
まず、破損している部分を含め、既存の波板と劣化した留め具をすべて撤去しました。この際、下地となる骨組みに腐食がないかを確認し、必要に応じて補修を行います。
②下地の調整と準備
新しい波板をスムーズに取り付けられるよう、下地(骨組み)の状態を整えました。
③新しい波板の設置
新しい波板を寸法に合わせてカットし、波板専用のフックやビスでしっかりと固定していきます。波板同士の重ね代(重なり部分)も、雨水が侵入しないよう適切な幅を確保して丁寧に施工しました。
④留め具の強化
今回は強風による被害であったため、留め具の数を通常よりも増やし、固定を強化して施工しました。これにより、今後の強風にも耐えられるよう、安全性を高めることができました。
⑤最終確認と清掃
全ての波板の設置が完了した後、最終的な固定状態や雨水の流れに問題がないかを確認。最後に、周囲の清掃を行い、工事完了となりました。
施工後は、色褪せていた波板が一新され、透明感のある美しい仕上がりになりました。
これで雨の日も安心して洗濯物を干せるようになりましたし、何より強風で再び波板が飛ばされる心配もなくなりました。
お客様にも「これで安心して使えるようになりました。ありがとうございました」と大変お喜びいただけました。
波板の破損は、放置すると二次的な被害を招く可能性があります。
もし強風で波板が破損したり、色褪せやひび割れが気になったりした場合は、お早めに街の屋根やさん福岡西店にご相談ください。
無料点検を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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