2026.02.23
葺き直し工事のきっかけ みなさま、こんにちは!街の屋根やさん福岡西店 店長の下田です。本日は、福岡市西区福重の戸建て住宅にて実施した、瓦屋根の部分葺き直し工事についてご報告いたします。お客様から「雨漏りが発生し、天井にシミができている。」とのご相談をいただき、まず現地調査にお伺い…

こんにちは!
街の屋根やさん福岡西店です。
今回ご相談をいただいたのは、築54年の一軒家にお住まいのお客様です。
「室内の天井に雨染みができてしまい、雨が降るたびに広がっているようで不安だ」
という切実なお悩みをいただき、すぐに現地調査へと向かいました。
ご家族を守ってきた屋根。
その現状を正確に把握し、お客様の「必要な部分だけを直したい」というご要望にどうお応えしたのか、詳しく解説します。

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まずは室内にお邪魔し、雨漏りが発生している箇所の確認からスタートしました。
今回の調査結果を受け、私たちは「部分葺き直し工事」をご提案しました。
「葺き替え(ふきかえ)」が新しい屋根材に全て交換する工事なのに対し、「葺き直し」は、現在使われている瓦を一度取り外し、下地だけを新しく作り直した後に、元の瓦を再び並べ直す工法です。
メリット: 既存の瓦を再利用するため、材料費を抑えることができます。
また、築年数の経った家でも、屋根の見た目が変わらず、重厚な雰囲気を維持できます。
今回の選択: お客様からは「年齢や今後の住まい方を考えて、屋根全体を新しくする大がかりな工事ではなく、今困っている雨漏りだけを確実に止めてほしい」という強いご要望がありました。
そのため、雨漏り箇所をピンポイントで特定し、その周辺のみを下地から再生する「部分的な葺き直し」を選択しました。
今回の雨漏りの真の原因は、瓦そのものではなく、その下に隠された「防水シート(ルーフィング)」の寿命にありました。
瓦屋根において、雨水を防ぐ主役は瓦ですが、隙間から入り込んだわずかな雨水を最後に食い止めるのが防水シートです。
防水シートの寿命: 一般的に20年〜25年程度と言われています。
築54年の状態: 今回の現場では、防水シートが寿命を2周分ほど経過しており、紙のようにパリパリに乾燥して破れていました。
瓦のズレから入った水が、この破れたシートを通り抜け、直接天井の木材を濡らしていたのです。
瓦は丈夫でも、中身(防水シート)は必ず寿命を迎えます。
築30年を超えて雨漏りが始まった場合、原因の9割はこのシートの劣化と言っても過言ではありません。
清掃した元の瓦を、新しい防水シートの上に並べていきます。
この際、単に並べるだけでなく、瓦のズレを補正し、銅線や釘を使ってしっかりと固定し直します。
今回の築54年のお客様宅では、広範囲な葺き替えではなく、原因箇所を特定した部分的な葺き直しを行うことで、コストを抑えつつ雨漏りを完全に止めることができました。
築年数が経過しているからといって、必ずしも「屋根全部を新しくしなければならない」わけではありません。
あと何年この家に住み続けたいか
予算をどこまでかけられるか
今の建物の構造的な寿命はどれくらいか
これらを総合的に判断し、お客様にとっての最適解を出すのが私たちの役割です。
街の屋根やさん福岡西店では、大規模なリフォームはもちろん、今回のような「部分的な補修でなんとかしたい」という切実なご要望にも、全力で寄り添います。
天井の染みが小さいうちに対処すれば、工事範囲も費用も最小限で済みます。
「古い家だから」と諦めず、まずは一度、屋根の主治医である私たちにご相談ください。
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