2026.02.23
葺き直し工事のきっかけ みなさま、こんにちは!街の屋根やさん福岡西店 店長の下田です。本日は、福岡市西区福重の戸建て住宅にて実施した、瓦屋根の部分葺き直し工事についてご報告いたします。お客様から「雨漏りが発生し、天井にシミができている。」とのご相談をいただき、まず現地調査にお伺い…

こんにちは!
街の屋根やさん福岡西店です。
今回ご相談をいただいたのは、福岡市西区にある立派な瓦屋根の住宅にお住まいのお客様です。
「雨が降るたびに、天井の染みが広がっているようで気が気でない。まずは何とか雨漏りを止めてほしい」
との切実なご依頼を受け、すぐに現地調査へ向かいました。
瓦屋根は日本の風土に適した素晴らしい屋根材ですが、重なり目のズレや、見えない場所での劣化が重なると、お家を支える構造部材を腐らせてしまう原因にもなります。
プロの診断で何が見えてきたのか、詳しくご報告します。





次に屋根の上に登り、原因箇所の特定を行いました。
雨漏りしている箇所の直上付近を確認すると、瓦が本来の位置からズレていました。
長年の風雨や地震の振動、さらには瓦同士を固定している「漆喰(しっくい)」の崩れにより、瓦の重なりが乱れ、雨水が直接下地へ入り込む隙間ができていました。
何より、瓦そのものの耐久年数が過ぎており、表面の劣化が著しく進んでいました。
瓦自体が水分を吸い込みやすくなっているため、単なる「位置の修正」だけでは解決できない状態でした。
調査結果を踏まえ、本来であれば屋根全体を新しくする「葺き替え工事」をおすすめするべき状態でしたが、
今回はお客様との話し合いの結果、「部分的な葺き直し(ふきなおし)工事」を実施することになりました。
実際に雨漏り箇所の瓦を剥がしてみたところ、衝撃的な光景が広がっていました。
瓦の下に敷かれていた古い防水シートや、瓦を安定させるために使われていた「葺き土(ふきつち)」が、手で触れると粉々に崩れ落ちるほど劣化していました。
土は湿気を吸い込み、泥状になって逆に雨水を留める「ダム」のような役割を果たしており、これでは防水シートが破れるのも無理はありません。
このボロボロの状況から、私たちは「今回は部分補修で雨漏りを止めますが、屋根全体の寿命が限界に来ています。近い将来、家を健康に保つためには全面的な葺き替えを強くご検討ください」
と、率直な現状とリスクをお伝えしました。
今後の本格的なリフォームについては、これからじっくりと話し合いを進めていくことになりました。
屋根の要となる防水シートを敷き詰めます。
今回は、耐久性に極めて優れたシートを採用しました。
これで、万が一瓦の隙間から水が入っても、室内まで通すことはありません。
取り外していた瓦を、新しいシートの上に並べ直します。
この際、二度とズレが起きないよう、瓦を銅線や釘でしっかりと固定し、噛み合わせをミリ単位で調整します。
最後に周囲の瓦との段差を調整し、雨水の流れがスムーズであることを確認して、工事完了です。
今回の福岡市西区の事例のように、瓦屋根の雨漏りは「瓦のズレ」と「防水シートの寿命」が重なった時に発生します。
瓦自体が丈夫に見えても、その下で家を守っているシートは確実に老化していきます。
今回の「葺き直し」で一時的に雨漏りは止まりますが、屋根全体の耐久年数が過ぎている事実は変わりません。
街の屋根やさん福岡西店では、大規模な「葺き替え」はもちろん、今回のように「まずは雨漏りを止めて、今後のことはゆっくり考えたい」というお客様の気持ちに寄り添った「部分補修」にも全力で対応いたします。
「天井にシミを見つけた」
「瓦がズレている気がする」
「あと何年この屋根が持つか知りたい」
そんな不安をお持ちの方は、ぜひ私たちの無料診断にご相談ください。
専門用語も分かりやすく解説しながら、あなたの大切なお住まいを守るための最適なプランを一緒に考えさせていただきます。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん福岡西店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2026 街の屋根やさん All Rights Reserved.