
2025.06.29
築年数を重ねた住宅をこれからも安心して暮らせる家に今回は新宮町のお住まいで、屋根カバー工法と外壁塗装を組み合わせたトータルリフォームを実施しました。ご相談のきっかけは、外観のくすみや屋根の劣化が気になり始めたこと。調査からご提案、施工完了までをわかりやすくご紹介します。 関連記事…

「家の色が以前よりくすんで見える」「最近、屋根や壁が気になってきた」
このようなお悩みから、私たちに現地調査のご依頼をいただきました。
屋根はスレート材を主体に、部分的に金属屋根が使われている住宅。築年数はそれなりに経っており、過去に大きなリフォームは行っていないとのことでした。
「すぐ工事したいわけではないけど、今の状態をちゃんと知っておきたい」というお客様の声に応えるべく、プロの目で屋根と外壁を丁寧に確認しました。
屋根表面に汚れや苔が広がっており、防水性能の低下が進行していることがうかがえます。スレート屋根は表面塗膜が命。これが劣化すると、屋根材自体が雨水を吸収しやすくなり、雨漏りの原因になります。
複数箇所でスレートにヒビや欠けが確認されました。小さな割れでも、台風や強風時には大きく破損する恐れがあり、早めの補修が必要です。
屋根に使われている板金の固定釘が浮いており、強風時には板金がバタついたり、外れてしまうリスクがあります。落下すると危険なため、早期の点検・補修が不可欠です。
全体的にくすみ、艶が失われています。
金属屋根は劣化が進むと、錆が発生し屋根に穴が空くこともあります。
スレート屋根とは、セメントを主成分とした薄い板状の屋根材で、日本の住宅でも広く採用されている屋根材です。軽量でコストも比較的抑えられるため、新築時によく使用されてきました。
✅主な特徴は以下のとおりです。
軽量で耐震性に優れている
初期費用が抑えやすい
カラーバリエーションが豊富で外観デザインに馴染みやすい
しかし、スレート屋根には注意すべき経年劣化の症状があります。
窓の下などに雨だれが残っており、防水性能が落ちている証拠。見た目の問題だけでなく、外壁が水を弾けていないことを意味します。
今回の調査では、屋根・外壁ともに防水機能の低下が進んでいることがわかりました。
特にスレート屋根のような吸水性のある屋根材では、表面塗膜が劣化すると中に雨水が染み込みやすくなり、野地板(屋根の下地)や構造部分を腐食させてしまいます。
また、外壁も同様に、塗膜が弱くなることで壁内部への水分侵入が起こり、最悪の場合はカビや断熱材の劣化に繋がることも。
✅次回予告
今回の調査結果をもとに、次回はどんなリフォーム方法が適しているかを詳しくご紹介いたします。
屋根の防水性を回復する方法とは?
外壁は塗装か、張り替えか?
同時にリフォームするとお得になるの?
など、リフォーム検討中の方が気になる情報を分かりやすく解説していきます。
家の外観の変化に気づいたとき、それは見逃してはいけない“サイン”かもしれません。
今回のように、無料点検を通じて状態を把握するだけでも、住まいの将来に大きな違いが生まれます。
新宮町周辺で住まいの劣化が気になってきた方へ。
まずはお気軽にご相談ください。プロの目で屋根・外壁を丁寧に調査し、最適な対策をご提案いたします。
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