
2025.05.10
こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。 前回の記事でご紹介した、筑紫野市のお客様宅の屋根調査では、スレート屋根の表面に白化や色あせが広がり、防水機能が低下していることが判明しました。さらに、屋根には天窓(トップライト)が設置されており、今後の雨漏りリスクが心配というお悩みもあり…

こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。
筑紫野市で行った屋根調査の現場には、スレート屋根の天窓(トップライト)が設置されていました。
屋根材の劣化が進行しており、屋根全体のリフォームをご検討中の中で、「天窓を残すか撤去するか悩んでいる」とのご相談をいただきました。
実は、屋根リフォームの際に天窓を撤去する方は意外と多いのです。
理由はシンプルで、「雨漏りリスクを減らしたいから」。
本記事では、屋根リフォーム時に知っておきたい「天窓のメリットとデメリット」、そして撤去すべきかどうかの判断基準を解説します。
天窓とは、屋根面に設けられた採光用の窓のこと。
「トップライト」とも呼ばれ、明るさや開放感を演出するアイテムとして設置されることが多いです。
勾配のある屋根に沿って取り付けられることが多く、住宅のデザイン性を高めたり、風通しを良くしたりする役割を果たします。
屋根から直接自然光を取り入れることができるため、日当たりが悪い部屋でも明るく感じられるのが大きな魅力です。
開閉式の天窓であれば、空気の循環にも効果的。高い位置にあるため、暖かい空気を効率よく排出できます。
壁面に窓が設けられない住宅密集地でも、外からの視線を気にせずに明るさを確保できます。
屋根面に穴を開けて設置する構造上、どうしても防水性に弱点が生じます。
パッキンや防水材が劣化してくると、雨水が侵入しやすくなり、雨漏りの原因に。
特に築15年以上の天窓では、雨漏り事例が多く報告されています。
ガラスや開閉部分、パッキンの劣化対策として定期的な点検・メンテナンスが必要です。
また、屋根リフォーム時には天窓部分の防水処理をやり直す必要があるため、施工費用が増えることもあります。
高所にあるため、落ち葉・砂・ほこりがたまりやすく、掃除が困難です。
汚れたままだと、せっかくの採光効果も半減してしまいます。
屋根リフォーム(特にカバー工法や葺き替え工事)を検討される方の中には、「このタイミングで天窓を撤去したい」という方が増えています。
主な理由は以下の通りです。
今後の雨漏りリスクを減らしたい
使用頻度が少なくなった(開閉しない・掃除しない)
メンテナンス費用を今後かけたくない
高齢のご家族が暮らしており、安全性や断熱性を優先したい
今回の筑紫野市のお客様も、「見た目は気に入っているけれど、将来的な雨漏りが心配」ということで撤去をご検討されていました。
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