こんにちは！福岡市・糸島市を拠点に屋根リフォーム・修理・雨漏り対策を専門に行っている街の屋根やさん福岡西店です。

今回は、糸島市のお客様宅で行ったセキスイかわらUの屋根の雨漏り修理についてご紹介します。

経年劣化が進んだセキスイかわらUに対して、防水シートを使った応急処置で雨漏りを防ぐ工事を実施しました。

なぜ必要だった？セキスイかわらUの雨漏り修理。

糸島市のお客様宅の屋根にはかつて多くの住宅で使用されていたセキスイかわらUが採用されていました。しかし、長年の紫外線や強風でひび割れや剥離が生じ、雨漏りが進行していました。

セキスイかわらUの特徴と劣化の進行

• 表面のひび割れ：塗膜が剥がれ、雨水が侵入しやすくなる。

• 基材の剥離：屋根材が薄くなり、防水性が低下する。

• 強度低下：屋根材がもろくなり、人が乗ると割れることもある。

これらの劣化症状を放置すると、雨漏りや建物内部の腐食につながる危険性があります。

糸島市物件で行ったセキスイかわらUの雨漏り修理

今回は、お客様のご要望により、既存の屋根材を撤去せず、防水シートを上から被せる方法で修理を行いました。
この方法は、コストを抑えつつ短期間で雨漏りを防ぐことができる応急処置です。

防水シートによる修理の流れ

1. 高圧洗浄：屋根表面の汚れやコケ、カビを高圧洗浄でしっかり落とします。

2. 防水シートの設置：屋根全体に高耐久の防水シートを丁寧に敷き詰め、雨水の侵入を防ぎます。

3. 接合部の処理：継ぎ目や端部は防水テープやシーリング材で補強し、完全に防水します。

4. 最終確認・仕上げ：シートのズレや浮きがないか最終チェックを行い、必要に応じて補強します。

防水シートだけで大丈夫？防水シートによる雨漏り修理のメリットとデメリット

メリット

• 費用が比較的安価：葺き替えやカバー工法に比べてコストを抑えられる。

• 工期が短い：屋根材の撤去が不要なため、1〜2日で施工可能。

• 建物への負担が少ない：既存の屋根材をそのまま利用するため、建物への負担が少ない。

デメリット

• 根本的な解決にはならない：防水シートは一時的な対策であり、長期的な効果は期待できません。

• 耐用年数が短い：耐久性は5〜10年程度。

• 見た目が悪くなる場合がある：外観に影響を与える可能性があります。

セキスイかわらUの劣化を放置してはいませんか？劣化を放置する危険性

セキスイかわらUの劣化を放置する危険性

• 大規模な雨漏り：屋根全体に浸水が広がり、天井や壁が傷みます。

• 建物内部の腐食：柱や梁などの構造体が腐食し、耐久性が低下します。

• カビ・ダニの繁殖：湿気がこもり、健康被害の原因になります。

セキスイかわらUの雨漏り修理の注意点

防水シートによる修理は応急処置であり、長期間の対策には以下の方法が有効です。

1. 屋根の葺き替え工事：屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換。

2. 屋根カバー工法：既存の屋根材を撤去せず、新しい屋根材を重ねて施工。

3. 定期的な点検・メンテナンス：5年に1度の点検と早期修繕が重要。

糸島市にてセキスイかわらUの雨漏り修理を行いました。

セキスイかわらUは、劣化が進むと雨漏りのリスクが高まります。
防水シートによる応急処置で一時的に雨漏りを防ぐことは可能ですが、根本的な対策として葺き替えやカバー工法の検討も大切です。

「雨漏りが気になる…」と感じたら、早めに街の屋根やさん福岡西店へご相談ください！