カバー工事のきっかけ

こんにちは！
街の屋根やさん福岡西店です！

本日は、糟屋郡粕屋町で実施した屋根のカバー工事をお伝えします！
経年劣化で、艶がなくなり色褪せが目立っていたスレート屋根に、アスファルトシングルの屋根材「オークリッジスーパー」でカバー工事を行いました。

お客様宅の屋根に使われていたスレートは、セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工した最もメジャーな屋根材です。
スレートの耐用年数は環境にもよりますが、およそ20年～30年程度といわれ、年月とともに確実に劣化していきます。
今回は、経年劣化で色褪せが目立っていたため、新しい屋根材を現在の屋根に重ねるカバー工事を行うことになりました。

屋根の工事でよく聞く「カバー工事」と「葺き替え」について、以下の記事では施工の違いや費用などを詳しく解説しております。
屋根のリフォームに迷っている方はぜひ読んでみてください。
屋根葺き替えの事例と費用をご紹介！カバー工事とどちらがおすすめ？

【前回までのブログ】
・糟屋郡粕屋町にて外壁内部の木材が腐食していたベランダの雨漏り調査
・糟屋郡粕屋町にて壁内部が腐食して防水機能が落ちていたベランダの修繕工事

工事の様子

ルーフィングの敷設

屋根のカバー工事では、既存の屋根は撤去せず、上から新しいルーフィング（防水シート）と屋根材を重ねて設置します。
下地に傷みがない場合に有効で、短期間かつ低コストで屋根のリフォームが可能です。
屋根が二重になるので、遮音性や遮熱性にも優れ、見た目も新築のようにきれいになるため、定期的な屋根のメンテナンスとしてよく採用されています。

ルーフィング（防水シート）は、屋根材の下で雨水を堰き止め、雨漏りから家を守ってくれている影の立役者的存在です。
すき間なくピタッと敷かれたルーフィングの上に、屋根材を設置していきます。

「オークリッジスーパー」の設置

今回のカバー工事で使用するのは、「オークリッジスーパー」という柔らかいシート状のアスファルトシングル屋根材です。
アスファルトシングルは、北米で100年以上前から使われている屋根材で、ガラス繊維を基盤にアスファルトを浸透させ砂粒でコーティングした屋根材です。

なかでも、弊社が自信を持っておすすめするのが、今回お選びいただいた「オークリッジスーパー」です。
高い耐久性と耐候性を持ち、おしゃれなデザインが魅力で、和洋どちらのイメージにもマッチする、イチオシの屋根材です！
アスファルトシングルとオークリッジスーパーについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
アスファルトシングル屋根のチェックポイントとメンテナンス方法
美しい色彩の粒状彩色石のシングル屋根材「オークリッジスーパー」

「オークリッジスーパー」の設置が着々と進められています。
薄いシート状なので、屋根が二重になっているとは思えないほどすっきりとした仕上がりになっています。

次回は、設置が完了した屋根に板金工事を行っていきます。屋根カバー工事をぜひ最後まで見届けてくださいね。