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2025.07.28
こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。今回は、春日市にお住まいのお客様より「雨漏りしているので見てほしい」とのご相談をいただき、現地調査から谷板金交換工事による雨漏り解決までの一連の流れをご紹介します。 ご相談のきっかけ お客様から最初に伺ったのは「室内の天井に雨染みが広がって…

現地に到着し、まずは室内の状況を確認させていただきました。
天井には広範囲にわたる茶色い雨じみが確認され、そのシミは壁紙にまで拡がっており、すでに変色や浮きが発生していました。
雨漏りの位置を確認すると、ちょうどその真上にベランダがある位置でした。
このように、室内の複数箇所に雨漏りの痕跡が確認されました。 そして、雨漏り箇所の真上にあるベランダを調査したところ、以下の深刻な劣化症状が見られました。
表面のトップコートの剥がれ
ひび割れや浮き
排水口まわりの劣化
シーリングの切れ・縮み
これらの症状から判断し、ベランダの防水層そのものが寿命を迎え、そこから雨水が浸入している状態であると診断しました。雨水は防水層の隙間から下層へ浸み込み、やがて天井裏を伝って室内に達したと考えられます。築年数が経過しており、以前に防水工事を行った履歴もなかったことから、防水層の寿命を超えている状態でした。
「雨漏り=屋根」というイメージを持つ方は多いですが、実はベランダやバルコニーが原因の雨漏りは非常に多く発生しています。ベランダやバルコニーは直接雨風にさらされる場所であるにもかかわらず、屋根ほど定期的なメンテナンスが行われていないことが多いのが現実です。防水層は10~15年で劣化が進み、トップコートの剥がれやひび割れを放置すると雨漏りの原因になります。
以下のような行動は、ベランダの防水層を傷め、劣化を早める要因となるため注意が必要です。
重い物や植木鉢を長期間置いたままにする
高圧洗浄機を繰り返し使用する
防水層の上に直接タイルなどを敷く
定期的な清掃や排水口のチェックを怠る
ひび割れや異常に気づいても放置する
普段は気づきにくい場所だからこそ、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
✅耐久性・長寿命
✅下地の影響を受けにくい
✅紫外線・熱に強い
✅防滑性:歩行頻度の高いベランダにも適しています
✅FRP防水と比較して:FRP防水よりも耐久性が高く、定期的なトップコートの再施工の必要がないため、将来的なメンテナンス費用を抑えることができます。
✅施工準備・下地処理
✅塩ビシートの固定
✅端部や入隅の処理
✅シーリング処理と仕上げ
✅完了
今回の工事では、雨漏りの原因となっていたベランダに塩ビシート防水を施工することで、室内の雨漏りが完全に止まり、再発リスクを大きく軽減することができました。お客様邸の天井のシミも解消され、安心して生活を送れるようになったと大変喜んでいただけました。
ベランダも住宅の重要な防水ポイントです。今回の調査では、雨漏りの原因は屋根ではなく、ベランダの防水層の劣化によるものであることが判明しました。特にベランダの防水層は見落とされがちな部分ですが、雨漏りリスクが高い重要な箇所です。塩ビシート防水は長寿命で、しっかりとしたメンテナンスを行えば20年近く性能を維持できる工法です。
「室内の天井や壁にシミがある」「ベランダのひび割れが気になる」「雨漏りの原因が特定できない」といったお悩みはありませんか? 表面に現れた雨染みは、目に見える「雨漏りのサイン」に過ぎません。防水層が劣化したまま放置してしまうと、建物内部の木材が腐食し、大規模な補修が必要になる可能性もあります。
街の屋根やさん福岡西店では、無料の雨漏り点検を実施中です。「ちょっとしたシミだから」と放置せず、雨漏りのサインを見逃さず、お早めにご相談ください。
✅工事のきっかけ
・天井の雨じみ・雨漏り
✅工事内容
・塩ビシート防水
✅工事金額
・680,000円
🔹この物件の詳しい施工事例
・春日市で防水工事が完了|天井からの雨漏りはベランダの防水劣化が原因でした。
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