
2025.07.14
葺き直し工事のきっかけ こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です!本日は、宇美町とびたけで実施した屋根の葺き直し工事をご報告いたします!「20年前から雨漏りに悩んでいて、台風で再発してしまいました。」とお問い合わせがあり、現地調査を経て、工事を行いました。室内には2箇所天井に雨漏り…

こんにちは!
街の屋根やさん福岡西店です。
「天井から雨漏りしているみたいで…」
春日市にお住まいのお客様より、雨漏りのお悩みについてご相談をいただきました。
お住まいは2階建て住宅で、室内の天井にシミが広がり、壁紙にもその影響が及んでいました。
今回は現地にて雨漏りの原因を調査し、特定までの過程を詳しくご紹介します。
現地に到着し、まずは室内の状況を確認させていただきました。
天井には広範囲にわたる茶色い雨じみ
雨じみは壁紙にまで拡がっており、すでに変色や浮きが発生
雨漏りの位置を確認すると、ちょうど上にベランダがある位置
このように、室内の複数箇所に雨漏りの痕跡が確認されました。
雨漏り箇所の真上にあるベランダを調査したところ、以下の劣化症状が見られました。
表面のトップコートの剥がれ
ひび割れや浮き
排水口まわりの劣化
シーリングの切れ・縮み
これらの症状から判断し、防水層そのものが寿命を迎え、ベランダから雨水が浸入している状態であると診断しました。
雨水は防水層の隙間から下層へ浸み込み、やがて天井裏を伝って室内に達したと考えられます。
「屋根からの雨漏りかと思ったら、実はベランダだった…」
実際の現場では、このようなケースが少なくありません。
ベランダやバルコニーは直接雨風にさらされる場所であるにもかかわらず、屋根ほど定期的なメンテナンスが行われていないことが多いのが現実です。
防水層は10~15年で劣化が進み、トップコートのはがれやひび割れを放置すると雨漏りの原因になります。
以下のような行動は、ベランダの防水層を傷め、劣化を早める要因となります。
重い物や植木鉢を長期間置いたままにする
高圧洗浄機を繰り返し使用する
防水層の上に直接タイルなどを敷く
定期的な清掃や排水口のチェックを怠る
ひび割れや異常に気づいても放置する
普段は気づきにくい場所だからこそ、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
今回の調査では、雨漏りの原因は屋根ではなく、ベランダの防水層の劣化によるものであることが判明しました。
特にベランダの防水層は見落とされがちな部分ですが、雨漏りリスクが高い重要な箇所です。
「室内の天井や壁にシミがある」「ベランダのひび割れが気になる」
そんな時は、屋根と同様にベランダも一緒に調査されることをおすすめします。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん福岡西店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.