
2025.03.24
ついに新しい屋根材を設置! こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。 前回までの工程では、✅ 既存屋根の解体✅ 野地板の設置✅ 防水シート(改質アスファルトルーフィング)の施工✅ 桟木の設置(瓦を固定するための下地づくり)を行いました。 本日は、新しい防災瓦「スーパートライ(銀鱗…

こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。
前回の現地調査で、築100年の瓦屋根の雨漏りや劣化が深刻な状態であることが判明しました。
お客様とご相談の結果、屋根全体を新しくする「屋根葺き替え工事」を行うことになりました!
本日から工事がスタートし、まずは
✅ 足場の設置
✅ 既存屋根の解体
を実施しました。
今回は、葺き替え工事の最初の工程として、屋根解体作業の詳細をご紹介します。
屋根工事は高所作業となるため、安全な環境を整えることが最優先です。
そのため、最初の工程として「足場の設置」を行いました。
🔹 足場を設置する理由
☑ 作業員の安全を確保する
☑ 工具や材料をスムーズに運ぶ
☑ 瓦や廃材が落下しないように防ぐ
☑ 近隣住宅への配慮
特に築100年の建物の場合、屋根の状態が不安定なことが多いため、足場の設置をしっかり行うことが重要です。
次に、屋根の解体作業に取りかかりました。
まずは、古くなった瓦を一枚ずつ丁寧に取り外していきます。
今回の瓦は、伝統的な和瓦が使われていましたが、
☑ 一部が割れている
☑ ずれて雨水が侵入している
☑ 瓦の表面に苔が生えている
といった問題が見られました。
瓦を撤去すると、瓦を支えるための「葺き土」が出てきました。
🔹 葺き土とは?
葺き土は、粘土状の土で、瓦を固定する役割や、雨水を吸収する機能を持っています。
瓦の下に少量の雨水が入ってしまっても、葺き土が吸収し、その後乾燥することで雨漏りを防ぐ仕組みです。
しかし、今回の屋根では、長年の劣化によって葺き土が崩れ、吸水力が低下していました。
また、雨漏りの影響で一部の葺き土が流出し、屋根の防水機能が弱くなっている状態でした。
そのため、新しい屋根材へ葺き替える際には、葺き土を撤去し、現代の防水シートを導入することになりました。
葺き土を撤去すると、さらに下から 「竹桟(たけざん)」と「杉皮(すぎかわ)」 が現れました。
これは、昔の日本の屋根でよく使われていた伝統的な構造です。
竹桟は、瓦を固定するために竹を細く割って並べたものです。
竹は丈夫で腐りにくく、長持ちするため、昔の屋根では一般的に使われていました。
しかし、100年経過するとさすがに劣化が進んでおり、交換が必要な状態でした。
杉皮は、防水シートの役割を果たしていました。
昔の屋根は、現代のような防水シートがなかったため、杉の木の皮を重ねて雨水の侵入を防いでいたのです。
杉皮には、
☑ 雨水が侵入しても乾燥しやすい
☑ 湿気を適度に逃がすことでカビや腐食を防ぐ
といった特徴がありますが、
今回の屋根では長年の雨漏りにより劣化が進み、一部がボロボロに朽ちていました。
これらの古い材料をすべて撤去し、次回以降、新しい屋根の下地を作り、防水シートを施工する作業を行います。
本日は、築100年の瓦屋根の葺き替え工事の第一歩として、「足場設置」と「既存屋根の解体」を行いました。
☑ 安全に作業を進めるため、足場を設置!
☑ 瓦を撤去し、雨漏りの原因となっていた葺き土・竹桟・杉皮を確認!
☑ 長年の劣化で防水機能が低下していたため、次回は新しい防水シートを施工!
今回の屋根は、昔ながらの伝統的な屋根構造が使われており、
現代の屋根工事とは異なる技術が使われていました。
しかし、長年の風雨にさらされることで、防水機能が低下し、雨漏りが発生してしまっていたのです。
次回は、
✅ 新しい屋根の下地を作る作業
✅ 最新の防水シートの施工
✅ 軽量で丈夫な屋根材の設置
を進めていきます!
築年数が長いお住まいの屋根リフォームを検討している方は、ぜひご相談ください!
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