
2025.03.31
瓦屋根の調査に至るまで みなさま、こんにちは!街の屋根やさん福岡西店 店長の下田です!本日は、福岡市東区で実施した屋根の調査をご報告いたします!「瓦屋根の見た目が悪く、葺き替えを検討している。」とお問い合わせいただきまして、調査にうかがいました。築43年、老朽化した瓦には、苔やカ…

こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。
前回までの工程では、
✅ 既存屋根の解体
✅ 野地板の設置
✅ 防水シート(改質アスファルトルーフィング)の施工
✅ 桟木の設置(瓦を固定するための下地づくり)
を行いました。
本日は、新しい防災瓦「スーパートライ(銀鱗)」の設置作業を行いました!✨
さらに、棟部分の施工には従来の湿式工法ではなく、乾式工法を採用し、耐久性・防水性を強化しました。
屋根の軽量化と耐震性の向上を実現した今回の施工内容を詳しくご紹介します!
スーパートライは、防災瓦と呼ばれる瓦で、台風や地震に強い特徴があります。
また、今回の銀鱗(ぎんりん)カラーは、落ち着いたシックな雰囲気が特徴的で、和風・洋風どちらの住宅にも馴染む色合いです。
🔸 スーパートライ(防災瓦)のメリット
✅ 強風や地震に強い(瓦同士がかみ合う構造で飛散を防止)
✅ 軽量設計で耐震性アップ(従来の瓦より軽い)
✅ 優れた防水性・耐久性(防水加工が施されており、劣化しにくい)
これまでの屋根は「土葺き工法(つちぶきこうほう)」でしたが、今回は「から葺き工法(からぶきこうほう)」を採用!
これにより、屋根全体の重さが約2/3に軽量化され、耐震性も向上しました。
従来の屋根は「土葺き工法」で施工されていました。
これは、瓦を大量の土で固定する昔ながらの工法です。
🔸 土葺き工法のデメリット
屋根が重くなる(地震の揺れを大きくする原因に)
瓦がずれやすい(台風などの強風時に影響を受けやすい)
土が湿気を含みやすい(カビ・劣化の原因になる)
今回の屋根リフォームでは、「から葺き工法」を採用しました!
この工法では、桟木(さんぎ)と呼ばれる木材を取り付け、その上に瓦を引っ掛けて固定します。
🔸 から葺き工法のメリット
✅ 屋根の軽量化で耐震性UP!
✅ 瓦がしっかり固定され、ズレにくい!
✅ 湿気がこもりにくく、長持ちする!
これにより、地震や台風の際に屋根が崩れにくくなり、安全性が大幅に向上しました!
従来、棟瓦(むねがわら)は、「湿式工法」で施工されることが一般的でした。
これは、土を使って棟瓦の土台を作り、その上から漆喰(しっくい)で固定する方法です。
しかし、この湿式工法にはいくつかのデメリットがあります。
🔸 湿式工法のデメリット
雨水を吸収しやすい(土が湿気を含み、劣化の原因になる)
気温や天候の影響を受けやすい(乾燥に時間がかかる)
漆喰が剥がれると、棟瓦が崩れるリスクがある
今回の施工では、より耐久性・防水性の高い「乾式工法」を採用しました!
乾式工法は、土の代わりに専用金具と木材で土台を作り、防水性に優れた「乾式面戸シート」で棟部分を覆う工法です。
🔸 乾式工法のメリット
✅ 雨水を吸収しない!防水性が高い!
✅ 天候や気温の影響を受けない!
✅ 施工がスピーディーで耐久性が向上!
これにより、棟瓦の耐久性が向上し、長期間にわたって雨漏りのリスクを軽減できます!
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