
2025.06.11
🔹前回の振り返り法人様より「大雨時に倉庫の屋根から雨漏りが発生する」とのご相談をいただき、現地調査を実施。その結果、屋根に設置されたルーフファン(屋上換気扇)周辺の板金が激しく劣化し、雨水の浸入が確認されました。 関連記事・福岡市西区の方へ。倉庫で発生した雨漏りを調査|倉庫屋根に…

古賀市の法人様より、「倉庫屋根からの雨漏りが発生している」とご相談をいただき、現地調査を実施しました。
調査の結果、雨漏りの主な原因は屋根上に設置された「ルーフファン(屋上換気扇)」の腐食にあることが判明しました。
溶接部周辺には孔食と呼ばれるピンホール状のサビ穴が複数確認され、固定ビスの脱落、板金の隙間なども雨水浸入の大きな要因となっていました。
▶️ [調査レポートはこちら|雨漏りの原因と状態を詳しく解説]
今回の記事では、実際に行った板金修理の様子をご紹介します。
ご相談をいただいたのは、倉庫を運営する法人のご担当者様。
「大雨時に屋根からの雨漏りが見られる」とのことで、調査の結果、屋上に設置されたルーフファン(屋上換気扇)まわりの板金劣化が著しいことがわかりました。
雨漏りの進行を防ぐため、板金の部分張替え工事および防錆塗装を行う方針で進めることになりました。
なお、倉庫や工場といった法人施設における雨漏りは、単なる「水の侵入」にとどまらず、以下のような深刻なリスクを伴います。
✅保管物の濡れやカビ
商品や資材が濡れることで、品質が落ちたり、廃棄処分が必要になることもあります。
✅電気設備のトラブル
制御盤や配線が濡れると、機械の故障や感電など、重大な事故につながる恐れがあります。
✅安全性の低下
水たまりでの転倒や、設備のショートによる火災など、従業員の安全にも関わります。
✅建物の老朽化加速
柱や鉄骨が腐食し、資産価値が下がったり、大規模修繕が必要になるリスクも高まります。
・このように雨漏りは放置すると経済的にも安全面でも大きな損失を招くため、早めの対処が需要です。
施工前の状態では、ルーフファンの立ち上がり部分に重度のサビが確認されており、既存の金属板は赤茶色に変色し、部分的に穴が空いている状態でした。
また、屋根との接合部にズレや隙間が生じており、防水性が失われているのが明らかでした。
まずはこの腐食部に合わせて、新しい板金を重ね張り施工していきます。古い部材との境界にわずかな段差が生じても、そこから浸水するリスクがあるため、シーリング処理も入念に施します。
作業は熟練の職人によって丁寧に進行。一枚ごとに正確な位置合わせを行い、ぴたりと重なるように設置していきます。
倉庫のような大型建築では、屋根からの雨漏りが発生すると商品・資材への損害リスクや生産停止の影響も考えられます。
そのため、板金施工では「隙間ゼロ」へのこだわりが必須。わずかな誤差が再び雨漏りの原因になる可能性があるからです。
🔹板金を張り終えました。
四面すべての板金を重ねて張り替えた後の様子がこちらです。
屋根との一体感が戻り、機能性・見た目ともに新品同様に仕上がりました。
立ち上がり部も事前に加工した板金をピッタリとフィットさせて施工。
雨水の侵入を完全にシャットアウトします。
板金工事とは、屋根・外壁の金属部材の張替えや補強を行い、防水性や耐久性を復活させるための工事です。
金属部は雨や排ガス、化学物質などの影響で腐食が進みやすく、一度サビが始まると短期間で穴あきや構造破損につながるリスクもあります。
とくに倉庫や工場のような事業用建物では、構造の劣化が資産価値の低下や操業停止といった損失に直結するため、早期対応がコストパフォーマンスの鍵になります。
街の屋根やさん 福岡西店」では、戸建て住宅はもちろん、店舗・倉庫・工場といった法人建物の修理・改修にも多数の実績があります。
屋根からの雨漏りが気になる
換気ファンや庇などの金属部がサビている
外壁の腐食が目立つようになってきた
このような状態を放置していると、設備の劣化だけでなく、信頼性や安全性にも悪影響が出てしまいます。
ぜひお早めにご相談ください。現地調査・お見積りは無料です。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん福岡西店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.