2025.11.25
雨漏り修理のきっかけ みなさま、こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。本日は、筑紫野市で実施した雨漏り修理のご報告をいたします。瓦屋根の戸建て住宅で、雨漏りが発生しているとのご相談をいただき、まず調査を行いました。調査の結果、瓦のずれやひび割れなど、経年劣化の症状が散見され、防…
今回ご相談をいただいたのは、福岡市内に立つ築50年以上の立派な和風瓦屋根住宅にお住まいのお客様です。
「瓦屋根は丈夫で長持ちする」というイメージをお持ちの方も多いですが、実は瓦の下に隠れた部分には、築年数に応じた深刻な劣化が進行していることが少なくありません。
お客様は瓦の破損にお気づきになり、不安を感じて街の屋根やさん福岡西店にご連絡をくださいました。
しかし、調査の結果、判明したのは単なる破損ではなく、建物の防水性と安全性を脅かす、極めて深刻な危機でした。
お客様がお電話でご相談くださったのは、
「屋根の一部で瓦が割れているようだ」
「瓦の破片が落ちてきた」という、比較的目につきやすい瓦の破損でした。
瓦の破損は、そのまま雨漏りに直結するため、早急な対応が必要です。
築50年以上という年数を考慮し、ドローンと目視を併用した詳細な屋根調査を実施しました。
調査員が屋根に上がって確認したところ、お客様が心配されていた瓦の破損以上に深刻な事実が判明しました。
それは、屋根の棟(むね)の一番端に設置されている鬼瓦が脱落し、地上に落下していたことです。
鬼瓦がなくなってしまったことで、棟の一部が大きく欠損し、屋根の構造がむき出しの状態になっていました。
落下した鬼瓦の下の欠損箇所からは、瓦を固定する土台として長年使われてきた赤土が雨水によって洗い流され、流れ出ている状況が確認されました。
この赤土が流出しているということは、棟の内部の隙間から雨水が直接侵入し、瓦の下地(野地板)に達していることを示しています。
この状態は、雨漏りが発生する危険性が極めて高いと診断せざるを得ません。
鬼瓦が脱落したということは、単に見た目が悪くなっただけでなく、棟の防水性が失われ、棟全体の崩壊リスクが高まっていることを意味します。
鬼瓦が落下した場所に人や車がいた場合、人身事故や物損事故を引き起こす深刻な危険性があります。
瓦の固定力が低下している状態で、近年増加している大型の台風や地震の揺れが加わったことで、鬼瓦が耐えきれずに脱落したと考えられます。
お客様の「瓦の破損」というお悩みから始まった調査でしたが、最終的に鬼瓦の脱落と赤土の流出という、建物の安全性と防水性に関わる深刻な問題が判明しました。
街の屋根やさん福岡西店では、お客様のご相談の裏に隠された見えない危険性を、徹底した屋根調査を通じて明らかにし、お客様の不安を根本から解消する最適な工事をご提案いたします。
瓦屋根は長寿命ですが、ノーメンテナンスではその性能を発揮できません。
屋根調査無料、見積もり無料です。
築年数の経った和風住宅にお住まいで、少しでも瓦に不安を感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。
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