
2025.09.24
「雨漏りをしているけど、大掛かりな工事は避けたい」「費用を抑えて直せる方法はないの?」 瓦屋根は長寿命ですが、築年数50年を超える住宅では、屋根の内部に深刻な劣化が潜んでいる可能性があります。今回は、福岡市城南区で発生した雨漏り事例を通して、お客様のご要望に応えた部分修理と、その…

屋根全体にわたり、瓦がズレている箇所が5か所以上見つかりました。
特に目立ったのは、瓦の下地材が劣化し、一部で瓦が沈み込んでいる状態です。
この状態を放置すると、屋根材が落下する危険性や、さらなる雨水の浸入が懸念されます。
ずれた瓦を一部取り外し、内部の状況を調査したところ、以下の問題が判明しました。
防水シートの劣化により雨水が浸透していた
瓦を固定していた木材が腐食し、固定力が低下
瓦がしっかり留まっていない状態で、落下の危険もあり
このような状態では、強風や台風時に瓦が飛散する可能性があるため、下地からの補修工事が必要不可欠です。
鬼瓦(棟の端部にある装飾瓦)裏側の漆喰が完全に脱落していました。これは経年劣化によるもので、棟瓦の固定力が失われている状態です。
💡 漆喰の劣化=屋根の耐風性・耐震性の低下につながる重要なサインです。
また、棟瓦のひび割れた漆喰も確認され、こちらも早期の補修が推奨される状況でした。
🔹漆喰劣化のリスクについて
・防水性の低下
漆喰が劣化すると、棟の内部に雨水が入り込みやすくなるため、雨漏りの原因になります。
→実際、この物件では、雨漏りが発生しています。
・瓦のズレ・落下の可能性
漆喰は瓦の固定力にも関わっているため、剥がれたまま放置すると、瓦がずれたり落下したりする危険性があります。
→この物件では数箇所に瓦のズレが発生していました。
・構造の劣化につながる
内部の木材や土台が濡れて腐食すれば、屋根全体の強度が低下します。
この方法により、見た目を保ちつつ構造的な安全性を回復できます。
築年数が経過した瓦屋根のアパートでは、見た目以上に屋根下地の劣化が進行しているケースが少なくありません。
今回のように、
雨漏りの原因が瓦のずれ
防水シートや木材の腐食
漆喰の劣化による固定力低下
といった複数の要因が重なり、構造的にも雨水が侵入しやすい状態になっていることがあります。
街の屋根やさん福岡西店では、戸建て住宅だけでなく、アパート・集合住宅にも対応可能。屋根の不具合や雨漏りに関して、現地調査・お見積もりはすべて無料で承っております。
🌀 特にこれから台風シーズンや梅雨に入る時期は、早めの点検・対処が建物を守るカギとなります。
福岡市南区にお住まいでアパート・マンションの雨漏りにお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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