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2025.07.19
こんにちは。街の屋根やさん福岡西店です。 今回は、春日市にお住まいのお客様より「雨漏りしているので見てほしい」とのご相談をいただき、現地調査に伺った際の様子をご紹介します。 築50年以上経過した瓦屋根住宅です。今回の雨漏りは室内にまではっきりと症状が出ている状態。特に、瓦の谷部分…

春日市の築年数が50年以上の瓦屋根住宅にお住まいのお客様より、「室内に雨染みが広がっている」とのご相談を受け、現地調査に伺いました。調査にはドローンを使用し、屋根全体の状態を確認。長年にわたり雨風にさらされてきたことで、谷板金の腐食と隅棟(すみむね)のずれが確認されました。
屋根調査の結果、次の2つの大きな問題が判明しました。
谷板金の劣化と穴あき
雨水を集めて排水する谷板金部分が茶色く腐食し、穴が空いていました。雨水が屋根内部へ浸入し、室内に雨漏りを引き起こしていたと考えられます。
隅棟のズレ
棟瓦の中でも、屋根の角に位置する「隅棟」がズレていました。このままでは雨水が棟内部に浸透しやすく、屋根構造材の腐食や瓦の崩落につながる危険性がありました。
✅谷板金部分を一旦撤去し、新しい谷板金に交換する工事です。
✅ずれが確認された隅棟を解体し、構造から組み直す工事です。
この赤土は、昔ながらの施工法で瓦を固定していた素材ですが、長年の湿気や雨水の浸入により固まり、団子状に変質していることもあります。
〈職人コメント〉:「棟の内部が湿っていたり、赤土が固まりすぎていると、棟の重みや歪みの原因になります。しっかり撤去してから再構築します」
瓦屋根は50年以上の寿命を誇る非常に優れた屋根材です。しかし、瓦の下にある防水シートや谷板金などは、瓦よりも早く劣化します。今回のように放置してしまうと、雨漏りや屋根下地の腐食といった深刻なトラブルへとつながります。
街の屋根やさん福岡西店では、屋根の無料点検を随時実施しています。瓦屋根に不安を感じている方、築年数が30年を超えている方は、お気軽にご相談ください。専門スタッフが丁寧に点検し、最適なご提案をさせていただきます。
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