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2025.08.10
こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。 今回は、福岡市西区にお住まいのお客様へ、倉庫の屋根リフォーム事例をご紹介します。雨漏りにお悩みだった倉庫の屋根を、耐久性の高いガルバリウム鋼板の屋根へ葺き替えた様子を詳しくお伝えします。「倉庫の雨漏りにお悩み」「倉庫屋根の劣化が気になる」…

こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。
「強風で洗濯物干し場の屋根が飛ばされてしまった」とのご相談をいただき、波板の交換工事を行った事例を糸島市の方にご紹介します。
この一件は、劣化が進んだ波板の危険性を改めて浮き彫りにするものでした。
お客様からご連絡をいただいたのは、強い風が吹いた日の翌日でした。
「洗濯物干し場の屋根の波板が破損して、一部が飛んでいってしまったようだ」とのお話で、早急に見てほしいとのご依頼でした。
早速現地に伺い、洗濯物干し場の状態を確認しました。すると、風にあおられて波板が大きく破損し、一部が落下しているのを確認しました。
幸い、落下した波板が人や車に当たるなどの二次的な被害はなかったとのことですが、お客様は非常に不安を感じていらっしゃいました。
破損した箇所を詳しく調査すると、強風によって留め具が破損し、波板が固定されていた部分から飛ばされてしまったことが分かりました。
一般的な波板は、専用のフックやビスで固定されていますが、長年の使用で留め具自体も劣化し、強風の力に耐えられなくなってしまっていたのです。
また、破損箇所だけでなく、波板全体に目を向けると、全体的に色褪せと劣化が目立っていました。特に、太陽光を浴びやすい部分は白く濁り、硬化しているのが見て取れました。
これは、長年の紫外線や風雨にさらされた影響で、素材が硬くなり、もろくなっている証拠です。このような状態では、破損していない部分も強度が低下しており、いつ再び強風で飛ばされてもおかしくない危険な状態でした。
お客様も洗濯物が濡れてしまうとお困りでした。
波板の寿命は素材によって異なりますが、一般的なポリカーボネート製のものでも10年程度と言われています。
劣化の主な原因は、紫外線です。紫外線は波板の表面を徐々に劣化させ、透明だったものが白く濁ったり、茶色く変色したりします。
これにより素材が硬化し、もろくなるため、ひび割れや割れが発生しやすくなります。強風や台風などの際に、劣化が進んだ波板は今回のように簡単に破損・飛散してしまうリスクが高まります。
また、波板の留め具も同様に劣化が進みます。プラスチック製の留め具は特に紫外線に弱く、もろくなって破損しやすくなります。
今回のように波板が破損した状態を放置すると、以下のようなリスクが生じます。
雨漏り: 屋根に穴が開いた状態になるため、雨が降るたびに雨水が入り込み、洗濯物が濡れるだけでなく、下地の木材などを腐食させる原因にもなります。雨水が下地に染み込むと、カビやシロアリの発生にもつながり、家の構造にも悪影響を及ぼす可能性があります。
落下物による被害: 残っている波板も劣化しており、いつ再び飛散・落下してもおかしくありません。風の強い日に、劣化してもろくなった波板が剥がれて飛んでいってしまうと、人や車、近隣の住宅に被害を与える可能性があります。ご自宅だけでなく、近隣住民の方との思わぬトラブルに発展することもあります。
美観の悪化と機能性の喪失: 破損したままでは見た目が悪くなるだけでなく、雨を防ぐという洗濯物干し場としての本来の機能を果たせなくなります。
お客様には破損箇所だけでなく、劣化が進んだ波板全体の交換をご提案しました。部分的な補修だけでは、別の箇所がすぐに破損してしまう可能性が高いためです。
今回は、軽量で耐久性に優れたポリカーボネート製の波板を使用して、全面交換工事を実施しました。ポリカーボネートは、紫外線による劣化に強く、衝撃にも強いのが特徴です。新しい波板にすることで、今後数年~10年以上は安心してご使用いただけます。
①既存波板と留め具の撤去
まず、破損している部分を含め、既存の波板と劣化した留め具をすべて撤去します。この際、下地となる骨組みに腐食がないかを確認し、必要に応じて補修を行います。
②新しい波板の設置
新しい波板を寸法に合わせてカットし、波板専用のフックやビスでしっかりと固定していきます。波板の重ね代(重なり部分)も、雨水が侵入しないよう適切な幅で確保します。
③留め具の強化
今回は強風による被害であったため、留め具の数を増やすなど、通常よりも固定を強化して施工しました。これにより、今後の強風にも耐えられるよう、安全性を高めることができました。
施工後は、色褪せていた波板が一新され、透明感のある美しい仕上がりになりました。
これにより、雨の日も安心して洗濯物を干せるようになりましたし、何より強風で再び波板が飛ばされる心配もなくなりました。
お客様にも「これで安心して使えるようになりました。ありがとうございました」と大変お喜びいただけました。
波板の破損は、放置すると二次的な被害を招く可能性があります。もし強風で波板が破損したり、色褪せやひび割れが気になったりした場合は、お早めに街の屋根やさん福岡西店にご相談ください。
無料点検を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
お悩み | 洗濯物干し場の屋根の破損 |
工事内容 | 波板交換工事 |
工事金額 | 130,000円 |
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