ウレタン防水工事のきっかけ

みなさま、こんにちは！
街の屋根やさん福岡西店です！

本日は、糟屋郡須恵町須恵で実施したバルコニーのウレタン防水工事をご報告いたします！

店舗兼住宅で雨漏りしたとご相談があり、調査したところ、バルコニー床の防水層に劣化が見られたため、「ウレタン防水」工事を行いました。 

今回は、防水材のウレタン塗料を塗布するところから、工事が完了するまでの様子を詳しくお伝えします。

ウレタン防水工事の様子

ウレタン塗料の塗布

ウレタン防水通気緩衝シートを用いた「通気緩衝工法」では、下地の湿気を逃がしつつ、上からウレタンを2層に分けて塗布していきます。

写真は、一層目、通気緩衝シートの上から防水材を全体に均一な厚みで塗り広げているところです。
コテやローラーを使い、厚みを確保しながら塗っていくのがポイントです。
一層目で塗りムラがあると、後の防水性能に影響するため、職人の丁寧な技術が求められます。

関連記事：ウレタン防水とは？メリット・デメリットとバルコニー・ベランダや陸屋根(屋上)への施工工程

1層目を塗布後、乾燥と硬化を待って、2層目を塗っていきます。
重ね塗りすることで、防水層に十分な厚みと強度が加わり、耐久性の高い仕上がりになるんですよ。

2層目には小さなピンホールや気泡の補修効果もあり、全体をなめらかで一体化した膜に整えます。
立ち上がり部分やドレン周りなど、水が溜まりやすく、浸入しやすい箇所なので、特に丁寧に塗布していきます！

2層目の乾燥が完了したら、最後に表面を保護するトップコート（保護塗装）で仕上げます。
トップコートには、紫外線や風雨から防水層を守る役割があり、防水層の劣化を防ぐ非常に大切な工程なんです！

ウレタン防水工事完了

ウレタン防水工事がすべて完了しました。
ウレタン防水材の塗布とトップコート仕上げにより、継ぎ目のないシームレスな防水層が形成され、耐久性・防水性ともに安心できる状態に仕上がりました。

今回採用したウレタン防水（通気緩衝工法）は、下地に含まれた湿気を効率よく逃がしながら、柔軟で強固な防水層を形成できる、信頼性の高い工法です。

今後は、定期的なトップコートの塗り替えや点検を行うことで、防水性能を長期的に維持することが可能になります。
防水工事のことなら、街の屋根やさん福岡西店におまかせください！
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▼前回までのブログ
・糟屋郡須恵町にて雨漏りした店舗兼住宅のルーフバルコニーを防水調査
・糟屋郡須恵町にて雨漏りしたバルコニー床のウレタン防水（通気緩衝工法）における絶縁シートの施工