2026.01.12
雨漏り調査のきっかけ みなさま、こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です!本日は、福岡市中央区唐人町の戸建て住宅にて実施した雨漏り調査についてご報告いたします。今回のお問い合わせは、雨漏りが発生し、軒天井に雨じみが見られるようになったという内容でした。お客様ご自身で異変に気づかれて…
こんにちは!
街の屋根やさん福岡西店です。
先日、福岡市早良区にお住まいのお客様より
「和室の天井に雨じみができており、雨が降るたびに漏れてこないか不安で仕方ない」
という切実なご相談をいただきました。
お住まいは築50年を超える立派な和瓦の物件です。
長年、ご家族を守り続けてきた屋根ですが、屋根材やその内部に確実に経年劣化をもたらします。
雨漏りは目に見える「天井のシミ」だけでなく、家の骨組みを腐らせる原因にもなるため、早期発見と適切な診断が欠かせません。
今回は、私たちが実施した現地調査の詳細と、そこから見えてきた瓦屋根特有の雨漏りメカニズムについて詳しく解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
| 物件 | 福岡市早良区 |
| 築年数 | 50年以上 |
| 屋根材 | 和瓦 |
| お困りごと | ①1階和室の天井に数箇所、大きな雨じみが発生している。 |
| ②雨量が多い日に、じわじわと水が滴り落ちてくることがある。 | |
| ③これまで本格的な屋根のメンテナンスを行った記憶がなく、状態が把握できていない。 |
まず、屋根の頂上部である「棟(むね)」を確認したところ、瓦の隙間を埋めているはずの漆喰が劣化し、崩れ落ちてほとんどなくなっている状態でした。
漆喰は、瓦を固定し、内部の台土(だいど)に水が浸入するのを防ぐ重要な役割を担っています。
しかし、今回のように漆喰が消失すると、中の土が剥き出しになり、雨水をスポンジのように吸い込んでしまいます。
これが重なると棟自体が歪んだり、内部に大量の浸水を許したりする大きなリスクとなります。
次に、実際に雨漏りが起きている和室の真上に位置する屋根面を精査しました。
和室の雨漏り箇所はちょうど外壁との取り合い部分に近く、確認したところ、外壁に隣接する瓦が数センチほど「ズレ」を起こしていました。
瓦は一枚一枚が重なり合うことで防水機能を果たしていますが、わずかなズレができるだけで、そこは雨水の直通ルートに変わります。
漆喰の寿命は一般的に15年〜20年と言われています。
それを超えると、風雨や直射日光によってひび割れ、最終的には剥がれ落ちます。
漆喰がなくなると棟の土台が雨にさらされ、棟瓦の崩落や深刻な浸水を招きます。
日本瓦自体は非常に耐久性が高い素材ですが、固定している釘や銅線が錆びて切れたり、地震や台風の振動によって位置がズレたりすることがあります。
また、飛来物による割れも原因の一つです。
瓦が正常な位置にない場合、そこから入る水の量は、防水シートの排水能力を容易に超えてしまいます。
今回の調査結果を写真とともにご説明したところ、お客様より以下のようなご要望をいただきました。
「家全体の葺き替え(リフォーム)が必要なのは理解しているが、予算の都合もあり、まずは今困っている雨漏りを確実に止めたい。可能な限り部分的な工事で対応できないか」
そこで私たちは、住宅の安全性を確保しつつ、コストを抑えた「ピンポイント解決策」をご提案しました。
漆喰詰め直し工事
消失した漆喰を新しく詰め直し、棟部からの浸水を防ぐとともに、棟自体の強度を高めます。
雨漏り箇所の「部分葺き直し工事」
雨漏りの原因となっている箇所の瓦を一度剥がし、劣化した防水シートを部分的に新調した上で、瓦を正しく積み直します。
コストを大幅に抑制
全面的な葺き替えに比べ、工事範囲を絞るため費用を抑えられます。
瓦の再利用
丈夫な和瓦を活かすため、住まいの外観イメージを損ないません。
雨漏りの確実な遮断
劣化の根本(防水シート)を新調するため、その箇所からの雨漏りリスクはゼロになります。
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