
2025.05.10
こんにちは。街の屋根やさん福岡西店です。 今回は、大野城市にお住まいのお客様より、「洗濯物干し場の屋根が劣化しているので見てほしい」とのご相談をいただき、現地調査に伺いました。 テラス屋根は直接雨や日差しを受けやすく、知らないうちに割れ・たわみ・変色・雨漏りの原因になることがあり…

こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。
先日、大野城市の住宅で「洗濯物干し場の屋根がたわんでいて不安」とのご相談を受け、現地調査を行いました。
このようなテラス屋根に多く使われているのが「波板屋根」です。
見た目はシンプルでも、屋根材として非常に便利な波板。
今回は、波板屋根の種類・特徴・寿命・正しいメンテナンス方法について詳しく解説します。
波板屋根とは、波のように凹凸のある形状をした薄型の屋根材のことです。
軽量で加工しやすく、簡単に施工できるため、以下のような場所でよく使われます。
洗濯物干し場・テラスの屋根
ベランダ・バルコニーの屋根
駐輪場・車庫・カーポート
倉庫・物置の屋根や壁材
家庭用から業務用まで幅広く使われ、費用を抑えて屋根を設置したいときに最適な材料です。
種類 | 特徴 | 耐用年数の目安 |
ポリカーボネート波板 | 軽量・強度が高く割れにくい/紫外線に強い | 約10~15年 |
塩ビ波板 | 価格が安く施工も簡単/紫外線に弱く変色しやすい | 約5年 |
金属波板(トタン) | 高耐久/サビや熱伝導に注意が必要 | 約10~20年 |
波板の寿命は素材や設置環境によって異なります。
ポリカ波板:10~15年
塩ビ波板:4~5年程度(安価だが紫外線に弱い)
金属波板:10~20年(防錆処理が必要)
ただし、以下のような環境下では寿命が短くなる傾向があります。
海沿いなどの塩害地域
直射日光が長時間当たる場所
強風が吹き抜ける立地
経年劣化が進行すると、以下のような症状が見られます。
紫外線によって徐々に色がくすみ、透光性が低下。見た目が古びてしまいます。
固定金具が緩んだり、波板が柔らかくなって沈み込み、雨水が溜まりやすくなります。
風圧や熱で素材が硬化・劣化すると、少しの衝撃でも割れやすくなります。
ビスや留め具の緩みで、風が吹くと「バタバタ」と音が鳴るようになります。
ポリカ波板でも10年を超えてくると、見た目以上に素材が劣化している可能性があります。
透明度が落ちている、雨がうまく流れない、バタつき音が気になる場合には交換の検討を。
全体を張り替えなくても、劣化した1枚だけ交換するなど部分修理も可能です。
波板は高所に設置されていることが多く、脚立での作業は落下事故のリスクが高いため、必ず専門業者にご依頼ください。
街の屋根やさん福岡西店では、住宅本体の屋根リフォームはもちろん、
✅ テラス屋根
✅ 洗濯物干し場
✅ カーポート屋根
✅ 波板の壁材
など、住宅周辺の波板屋根工事にも対応しています。
今回の大野城市のお客様のように、
「洗濯物干し場の屋根だけ交換したい」「見た目が古くなって気になる」など、
ちょっとしたご相談からでも対応可能です。
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