2025.11.04
福岡市東区の雨漏りにお困りの方へ|屋根の部分工事で雨漏りを解決した事例のご紹介こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。今回は、福岡市東区で実施した瓦屋根の雨漏り工事をご紹介します。雨漏り調査の結果、谷板金の劣化と瓦の破損が原因だと判断しました。 瓦屋根の雨漏りも、適切な部分修理で…
こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。
今回は、春日市にお住まいのお客様より「雨漏りしているので見てほしい」とのご相談をいただき、現地調査から谷板金交換工事による雨漏り解決までの一連の流れをご紹介します。
今回の調査では、ドローンを使用して屋根全体を安全かつ詳細に確認しました。その結果、特に谷板金部分に深刻な劣化が見られました。
谷板金の劣化と穴あき: 具体的には、谷板金の表面が全体的に茶色く腐食しており、複数箇所にサビや穴あきが発生していました。谷板金は、屋根に流れる雨水を集めて排水する重要な部位のため、この腐食や穴あきが雨水の侵入を許し、室内への雨漏りに直結していたと判断されます。
谷部分の堆積物: また、谷部分には落ち葉や土などの堆積も確認され、水はけが悪くなっている状態でした。これにより、雨水が一箇所にとどまりやすくなり、腐食をさらに加速させたと考えられます。
室内の雨染みが出ている位置と谷板金の劣化箇所が一致していたことから、谷板金の損傷が直接的な雨漏りの原因であることが明確となりました。
谷板金とは、屋根の面と面が合わさってできる谷状の部分に取り付けられる金属製の板のことです。屋根に降った雨水を効率よく排水するための「水の通り道」として重要な役割を持っており、谷板金の傷み=雨漏りリスクの増大を意味します。
実際に私たちの現場でも、「雨漏りの原因は谷板金だった」というケースは非常に多く、特に築30年以上の住宅では注意が必要な部位です。
谷板金の劣化を放置してしまうと、次のような深刻なリスクが生じます。
下地や断熱材の腐食: 谷板金の穴から雨水が侵入し続けることで、その下にある野地板や垂木といった屋根の下地材、さらには断熱材までが腐食します。これにより、建物の構造的な強度が低下し、大規模な修繕が必要になる可能性があります。
室内に雨染みやカビの発生: 雨水が室内まで到達すると、天井や壁に広範囲の雨染みができ、美観を損ねます。また、湿気がこもることでカビが繁殖し、アレルギーなどの健康被害を引き起こす原因にもなります。
シロアリ被害の誘発: 腐食した木材はシロアリにとって格好の餌となります。シロアリ被害は建物の構造をさらに深刻な状態にし、耐震性の低下や大規模な修繕費用につながる恐れがあります。
修理範囲の拡大と費用の増大: 初期の劣化を見逃し、雨漏りが進行すればするほど、修理が必要な範囲が広がり、それに伴い修繕費用も増大してしまいます。
つまり、初期の劣化を見逃さず、早期にメンテナンスすることが住宅の寿命を守る鍵となるのです。
雨漏りの根本解決: 劣化した谷板金を新しいものに交換することで、雨水の侵入経路を完全に遮断し、雨漏りを根本から解決します。
部分的な工事で費用を抑えられる: 屋根全体の葺き替えに比べ、部分的な工事で済むため、費用を抑えることができます。
施工期間が短い: 工事範囲が限定されるため、施工期間も短く、お客様へのご負担を最小限に抑えられます。
雨漏りが発生してからでは手遅れになることもあるため、早めの対処がコスト的にも精神的にも安心です。
🔹今回は、谷板金工事と合わせて、劣化が見られた隅棟の補修も行いました。

今回は、春日市で雨漏りにお困りだった瓦屋根住宅の現場をご紹介しました。見た目にはわかりにくい谷板金の劣化が原因で起こる雨漏りは非常に多く、築年数が長いお住まいでは特に注意が必要です。
谷板金交換工事と隅棟の補修により、お客様を長年悩ませていた雨漏りの問題が解決し、安心して暮らせるようになりました。部分的な工事ではありますが、雨漏りの原因を的確に特定し、適切な処置を行うことで、住宅の寿命を延ばし、将来的な大規模修繕のリスクを低減することができます。
✅工事のきっかけ
・雨漏り
✅工事内容
・谷板金交換工事
✅工事金額
・450,000円
🔹この物件の詳しい施工事例
・【春日市】谷板金・隅棟交換工事を実施|瓦屋根の雨漏りを解決
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