こんにちは!
本日は、福岡市城南区で実施した瓦の部分修理のご報告です!
雨漏りにお困りのお客様からご相談いただき、現地調査へうかがったところ、瓦にひび割れ、
谷板金に錆と穴あきが多数見つかり、補修工事を行いました。
「屋根の面積が広いので、費用や工期のことも考えて、
葺き替えではなく破損箇所の部分修理をお願いしたい。」とのことでした。
瓦は一枚から交換できるため、今回のように部分的に修理を希望されるケースも少なくありません。
一般的な瓦屋根の寿命は、50〜60年といわれています。
台風や飛散物などによって一部が割れたり欠けたりした場合には、全体ではなく破損箇所だけを直すことも可能です。
今回は、瓦の部分修理として、
ルーフィングと谷板金の交換、瓦の差し替え工事を実施しました。
【前回までのブログ】
・
福岡市城南区の瓦屋根にて集中豪雨で雨漏り、部分修理を希望のお宅での現地調査【知って納得!工事用語】
⚫︎
谷板金降った雨水を集めて流れ落ちやすいように屋根に設置された谷状の金属部材。
地上から見えづらいうえ、金属なので錆びやすく劣化に気づきにくい。
傷んだままにしておくと雨漏りにつながる危険がある。
⚫︎
葺き替え既存の屋根を全て剥がし、下地とルーフィングとともに新しい屋根材を新設する工事。
古くなった屋根が一新されるので、強度が増すだけでなく見た目も美しくよみがえる。
工期も費用もかかる大掛かりな工事になるが、屋根の問題を一度で解決できるのが最大のメリット。
⚫︎
ルーフィング下地と屋根材の間に敷かれている防水紙。
屋根材で防ぎきれないわずかな雨水の浸入を堰き止め、家を雨漏りから守ってくれている重要部材。
ひび割れた瓦の下は、ルーフィングも傷んでいる可能性が高い。