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現場ブログ
宗像市にてひび割れと剥離だらけの「セキスイかわらU」を防水シートで雨漏り修理

修理のきっかけ

みなさま、こんにちは！
街の屋根やさん福岡西店です！

本日は、宗像市土穴で実施した屋根の雨漏り修理をご報告いたします！

「雨漏りするので屋根を修理してほしい。」とお問い合わせいただき、調査へうかがったところ、
色褪せた屋根に多数のひび割れ、破損、剥離が見つかり、雨漏り修理を行うことになりました。

お客様宅の屋根に使用されていたのは、「セキスイかわらU」という、1970年から2007年まで販売されていたロングセラーの屋根材です。
「セキスイかわらU」は、ノンアスベスト屋根材として大注目されたものの、基材の剥がれや割れが多発するなど耐久性に問題があり、販売中止となりました。

今回は、お客様が最低限の修理を希望されていたので、葺き替えやカバー工事ではなく、防水シートを被せるだけの工事を行いました。

▼前回までのブログ
・宗像市にて色褪せとひび割れ、破損が目立つ「セキスイかわらU」の雨漏り調査

修理の様子

「セキスイかわらU」は、「かわら」という名前がついていますが、本物の粘土瓦ではありません。
セメントを主原料としたスレートの一種であり、瓦を模した形の「セメント瓦」とも呼ばれています。
1970年の発売当初から2007年に販売中止されるまで、ノンアスベスト屋根材として多くの住宅に使用されてきました。

「セキスイかわらU」は、自然と表面が割れ、どんどん剥がれてきてしまうため塗装ができません。
同じように、メンテナンスに問題を抱えた屋根材には、ニチハの「パミール」やケイミューの「コロニアルNEO」などが挙げられます。

以下の記事では、ノンアスベスト屋根材の劣化症状や適切な修理方法を解説しております。
「うちの屋根ってもしかして…」と心配になった方は、ぜひご一読ください。
▼屋根がニチハ「パミール」で今後のメンテナンスが心配な方へ
▼コロニアルNEO（ノンアスベスト屋根材）の最適なメンテナンス方法をご紹介

雨漏りを根本から直すには、葺き替えもしくはカバー工事がおすすめなのですが、今回はお客様のご希望で、防水シートを施工するだけの工事となりました。

葺き替えもカバー工事も、費用と時間がかかる大掛かりな工事なので、修理をためらってしまう方は多いでしょう。
しかし、屋根の雨漏りの修理としては、今回のように防水シートを被せるだけの工事も可能です。
防水シートは「ルーフィング」とも呼ばれ、雨水の浸入を防いで雨漏りをストップします。
以下の記事では、屋根に欠かせない、そして雨漏り修理としても使用される防水シートについて解説しておりますので、ぜひ読んでみてください。
▼雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性とお薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介

雨漏り修理としての、防水シートの施工が完了しました。
シートは薄くて軽いため、強風で吹き飛ばされないようしっかりと固定しました。

屋根の雨漏り修理をするべきか迷われていませんか？
また、塗装ができない「セキスイかわらU」のメンテナンスにお困りではないでしょうか？
「セキスイかわらU」かどうかよくわからないという場合は、以下の記事も参考になさってみてくださいね。
▼屋根がセキスイかわらUで適切なリフォームが分からない方へ

屋根の不具合や問題、トラブルでお悩みの方は、まず街の屋根やさん福岡西店にご相談ください！