
2025.09.05
カバー工法による屋根修理のきっかけ みなさま、こんにちは!街の屋根やさん福岡西店 店長の下田です!本日は、大野城市で実施したカバー工法による屋根修理をご報告いたします!雨漏りにお困りのお客様から修理のご相談をいただき、調査した結果、スレート屋根に深刻な不具合が見つかったためカバー…

こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。
今回は、福岡市南区にお住まいの築50年以上のお宅で、雨漏り調査と修理を行った事例をご紹介します。
バスタオルで雨水を受けるほどのひどい雨漏りでしたが、増築部分の小さな劣化を特定し、無事に解決することができました。
お客様は、2階の部屋の天井から雨漏りがしているとご相談くださいました。
お部屋を拝見すると、天井の壁紙が剥がれ、バスタオルで雨水を受ける応急処置をされていました。
築50年以上の歴史あるお住まいでしたが、雨漏り箇所を調査していくと、雨漏りは10年ほど前に行った増築部分から起こっていることが判明しました。
雨漏りの原因を特定するため、増築部分の金属屋根を詳しく調査しました。
屋根自体に目立った破損はありませんでしたが、雨水を排水するためのドレンと呼ばれる部分に問題がありました。
コーキングの劣化
ドレンまわりのコーキングが経年劣化で薄くなっていました。
このコーキングの隙間から雨水が建物内部に浸入していました。
排水部分の詰まり
ドレンの排水部分には、雨樋と同じく、落ち葉や木の実、砂や泥が溜まり、排水不良を起こしていました。
これらの複合的な原因で、雨水がドレンから適切に流れず、溢れて雨漏りしていたのです。
ドレンは、屋上やベランダ、陸屋根(勾配のない平らな屋根)の雨水を排水する重要な部分です。
雨樋がない陸屋根では、このドレンが唯一の排水口となります。
もしドレンが詰まったり、経年劣化で機能しなくなったりすると、雨水が屋根に溜まり、建物内部に侵入して雨漏りを引き起こす原因となります。
特に、増築部分のように雨水が集まりやすい場所では、日頃のメンテナンスが非常に重要です。
今回の事例では、ドレンという小さな部分の劣化と詰まりが、お部屋の壁紙が剥がれるほどの雨漏りを引き起こしていました。
屋根の上の清掃は、転落の危険があるため、お客様ご自身で行うのは大変危険です。
雨樋やドレンの詰まりなど、少しでも気になることがあれば、無理をせず、屋根専門業者にご相談ください。
定期的な点検と早めの対策が、大切なお住まいを守る鍵となります。
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