
2025.04.23
こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。 今回は、福岡市南区の築30年以上の瓦屋根住宅にて、雨漏りが発生している箇所の部分葺き直し工事を実施しました。 お客様からは「今すぐ全体的な葺き替えまでは考えていないが、雨漏りだけは早めに止めたい」とのご相談をいただき、調査のうえ、必要最小…

[情報更新日:2025/04/28]
こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。
福岡市南区のお客様宅にて行った屋根調査では、瓦の割れ・防水シートの劣化・下地木材の腐食が見つかりました。
本来であれば屋根全体の葺き替えが理想的な状態ではありましたが、お客様のご要望により、今回は「部分的な修理」をご希望されました。
そこで街の屋根屋さん福岡西店では、「葺き直し工事」という方法をご提案させていただきました。
この記事では、その「葺き直し工事」について詳しくご紹介いたします。
・瓦は長寿命ですが、強風や地震などで部分的に割れたりズレたりすることがあります。
・瓦の下の防水シートや木材が傷んでいる場合は、表面だけの修理では雨漏りは止まりません。
➡︎瓦を一度取り外して、下地まで確認・修繕する葺き直し工事が必要です。
・瓦をめくってみると、下の防水シートが破れていたり、劣化して機能していないことがあります。
・この状態を放置すると、木下地まで腐って大規模工事が必要になることも…!
➡︎ 防水シートを張り替えることで、再びしっかりと雨水を防げるようになります。
・雨水が長年しみこんで、野地板や垂木(たるき)が腐ってしまっている状態。
・このままでは瓦を載せても重さに耐えられず、屋根全体の構造に影響します。
➡︎ 葺き直しで腐った部分の下地を補修し、瓦をきれいに戻します。
葺き直し工事とは、既存の瓦を再利用しながら、劣化した防水シートや下地を新しくする工事方法です。
割れや不具合のある瓦を一旦取り外す
防水シート・下地材(野地板)などを新しく施工
使える瓦はそのまま再利用し、割れた瓦は新品に交換
瓦を再び元のように葺き戻す
既存の瓦を生かせるため、コストを抑えつつ雨漏り対策や防水性能の回復ができるのが大きな特徴です。
葺き直し工事は万能ではありません。
以下のような場合は、屋根全体の葺き替えをご提案することもあります。
瓦そのものが全体的に割れやすくなっている(経年劣化)
瓦の下地(野地板)が広範囲で腐食している
今後も30年以上住む予定で、長期的なメンテナンスを考えている
部分的な葺き直しはあくまで「応急的だけれどしっかり直す」ための手段であり、お住まいの状況とご希望に応じて選ぶことが重要です。
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