こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。
今回は、以前屋根調査を行った福岡市博多区の瓦屋根住宅にて、
漆喰のひび割れ・落下に対する補修工事を実施しました。
棟面戸漆喰(むねめんどしっくい)のひび
鬼瓦(おにがわら)まわりの欠け・剥がれ
巴面戸漆喰(ともえめんどしっくい)の破損
といった症状が確認されており、今回はこれらを部分的に補修する工事を行いました。
この記事では、その施工の様子や工程、使用する材料、補修の目的について詳しくご紹介します。
前回の記事「福岡市博多区の瓦屋根の漆喰の剥がれ、ひび、落下にお悩みの住宅で屋根調査を行いました。漆喰が落ちていた、このまま放置していいの?」
調査時には、以下のような症状が確認されていました:
屋根の頂点にある棟の側面部分に、縦に細かなひび割れが複数発生していました。
屋根端部にある装飾瓦「鬼瓦」の基部で、漆喰が大きく欠け落ちている状態。この部分は風雨を受けやすく、特に劣化しやすい場所です。
棟の両端部分に使われる巴面戸が、完全に割れて屋根の上で見つかるほどの破損状態でした。
これらの症状は、放置しておくと瓦のズレや雨漏りの原因となるため、早急な対応が必要と判断し、補修工事を行いました。
物件 | 福岡市博多区 |
築年数 | 30年以上 |
工事内容 | 漆喰補修工事 |
工事期間 | 1日 |
工事金額 | 25,000円 |
新しく塗ったばかりの漆喰は、施工直後は黒っぽく見えることがあります。
これは、使用する漆喰に含まれる水分や材料成分の影響であり、乾燥が進むことで次第に周囲の既存漆喰と同じ色味に落ち着いていきます。
💡「黒いままでは目立ちませんか?」というご質問をいただくこともありますが、1〜2週間ほどで自然と馴染みますのでご安心ください。
漆喰は、瓦をしっかり固定し、屋根内部への水や風の侵入を防ぐ重要な素材です。
漆喰が剥がれたり、ヒビが入ったまま放置してしまうと…
瓦がズレて落ちやすくなる
雨水が内部に浸入し、雨漏りの原因になる
瓦の下の赤土が流されて、固定力が弱まる
強風や地震でさらに被害が拡大する
といった問題に発展します。
📌 だからこそ、「ちょっとしたひび」や「一部の欠け」でも、早めに補修することで大がかりな工事を回避できるのです。
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