[情報更新日:2025/04/28]

こんにちは！街の屋根やさん福岡西店です。

前回の記事では、福岡市で行ったスレート屋根の住宅にて、屋根表面が剥がれている状態を確認した現地調査の様子をご紹介しました。

今回は、その続きとして「屋根表面の剥がれ放置すると何が問題なのか？」
そして「屋根塗装ではなくカバー工法をおすすめする理由」について詳しくお伝えいたします。

屋根表面の剥がれ、それ・・・見た目の問題だけではありません！！放置NG！

屋根の色が褪せたり、表面がボロボロと剥がれてきていても、
「見た目が古いだけで、まだ使えるんじゃないの？」と思われる方も多いかもしれません。

実は非常に危険なサインです。

表面が剥がれるということは、防水機能が失われている証拠。
この状態を放置すると、雨水が屋根材に染み込み、下地や建物内部にまで影響を及ぼしてしまいます。

小さな劣化だと思って放置してしまうと、やがて大規模な雨漏りや構造材の腐食に発展するリスクも…。
屋根の剥がれを発見したら、早めに専門業者へ相談し、適切なメンテナンスを行うことが住まいを守る第一歩です！

屋根の表面が剥がれると、雨水を吸いやすくなり内部に雨水が留まりやすくなる

本来、スレート屋根には防水塗装が施されており、雨を弾く仕組みになっています。
ところが表面が剥がれると、スレート材が直接雨水を吸収しやすくなり、防水性が大きく低下します。

雨が降るたびに少しずつ水分が蓄積され、やがては屋根の下地、さらに室内へと浸水が広がる「雨漏り」に発展する恐れがあります。

屋根の劣化が進んでいる場合、屋根塗装では対応できないことも。

表面が剥がれたスレート材は、塗装をしても塗料がうまく密着せず、すぐに剥がれてしまう可能性が高いです。
つまり、屋根塗装では根本的な解決が難しくなってしまいます。

特に、築20年以上経過している屋根や、過去に塗装済みの屋根では、“塗っても効果が出ない”状態にあることが多いのです。

 

劣化が進んだ屋根におすすめの屋根カバー工法

屋根の表面剥がれや劣化が進んだスレート屋根には、屋根カバー工法（重ね葺き）が非常におすすめです。

屋根の劣化が進んでしまった場合、「また塗装でごまかす」だけでは根本的な解決になりません。
特に、屋根材のひび割れ・防水機能の低下・下地の傷みが見られる場合は、屋根カバー工法がおすすめです。

屋根カバー工法とは、既存の屋根を撤去せず、その上から新しい防水シートと軽量な屋根材を重ねて施工する方法です。
廃材が少なく、工期やコストを抑えながら、雨漏りリスクを大幅に減らし、耐久性・断熱性も向上させることができます。

屋根カバー工法ってどんなリフォーム？

屋根カバー工法とは、既存の屋根の上から新しい防水シートと屋根材を重ねて施工するリフォーム方法です。
古い屋根を撤去しないため、工期が短く、費用も抑えられるというメリットがあります。

屋根塗装ではなく、屋根カバー工法を選択するメリット

☑️屋根の防水機能を根本から回復させることができる
新しい防水シートと屋根材を施工することで、屋根全体の防水機能が根本から改善され、雨漏りリスクを大幅に軽減します。

☑️屋根塗装と違い、長期的な耐久性が期待できる
塗装の耐用年数は約10年ほどなのに対し、屋根カバー工法で使われる屋根材（アスファルトシングルやガルバリウム鋼板など）は20～30年以上の耐久性があります。

屋根リフォーム後の「住まい方」を考えて適したリフォームを選択しましょう。

☑️見た目が一新され、美しくなる
カバー工法では新しい屋根材を使用するため、屋根全体が新品のように美しく生まれ変わります。
色やデザインも豊富で、お住まいの印象をがらりと変えることができます。

☑️住宅への負担が少ない
スレート屋根の上に施工できる軽量屋根材を使えば、建物の構造への負担を最小限に抑えつつ施工が可能です。
耐震性にも優れたリフォーム方法です。

梅雨前の早めの対策をしましょう。

屋根の劣化は、雨が多くなる梅雨時期に一気に症状が表面化するケースが多いです。
小さな表面の剥がれも、「まだ大丈夫」と思わずに、早めの点検と適切なリフォーム計画が、将来の大きなトラブルを防ぐポイントです。

屋根調査、お見積もり作成は無料！！

街の屋根やさん福岡西店では、屋根の状態を正確に判断した上でリフォームをご提案しています。

点検、見積もりは無料ですので、屋根の色褪せや剥がれがきになる場合にはぜひお気軽にご相談ください。